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JP1 Version 12 ジョブ管理 基本ガイド(高速大容量ファイル転送編)


2.4.2 代表ユーザを設定する(システム管理者)

JP1/DH - Serverでは,ドメインやユーザを管理する権限を持つユーザを代表ユーザとして設定します。代表ユーザはシステム管理者が設定します。

代表ユーザを設定するには,まずJP1/DH - Serverでユーザを作成し,そのユーザを代表ユーザとして設定します。

〈この項の構成〉

(1) ユーザを作成する

ここではシステム管理者と部門管理者を代表ユーザにするため,それぞれのユーザをドメイン「日立」の下に作成します。

ここでは,次のユーザを例に操作を説明します。

鈴木智子(部門管理者) ユーザID:suzuki メールアドレス:suzuki@XXX.co.jp

前提条件

操作手順

  1. JP1/DH - Serverに「admin」でログインします。

  2. サイドバー領域の[ユーザとグループ管理]を選択します。

    コンテント領域に[ユーザとグループ管理]画面が表示されます。

    [図データ]

  3. 「日立」をクリックして,[ユーザを作成]を選択します。

    [新規ユーザ]画面が表示されます。

  4. [ユーザID]テキストボックスに「suzuki」と入力します。

    「日立」のドメインIDである「@hitachig」が表示されています。ここで入力した「suzuki」に「@hitachig」を付けた「suzuki@hitachig」がJP1/DH - ServerにログインするときのユーザIDになります。

    [図データ]

  5. [名前]テキストボックスに「鈴木智子」と入力します。

  6. [名前(かな)]テキストボックスに「すずきともこ」と入力します。

  7. [名前(英語)]テキストボックスに「Suzuki Tomoko」と入力します。

  8. [メールアドレス]テキストボックスに「suzuki@XXX.co.jp」と入力します。

  9. [パスワード]テキストボックスに任意のパスワードを入力します。

    ここに入力したパスワードは,部門管理者がJP1/DH - Serverにログインするときの初期パスワードになります。半角英数字と記号(!"#$%&'()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~)を使って8文字以上の文字列で入力してください。

  10. [確認入力]テキストボックスに,[パスワード]テキストボックスに入力したパスワードと同じパスワードを入力します。

  11. [所属グループ]タブを選択し,「日立」が表示されていることを確認します。

    [図データ]

  12. オプション機能を使用できるようにします。

    [所属する一番上のグループから決定される下記のプロパティを上書きする]チェックボックスにチェックを入れます。

    [オプションの使用:許可する]の先頭にチェックボックスが表示されるのを確認し,チェックを入れます。

  13. [作成]ボタンをクリックします。

    ユーザが作成されます。

次の作業

関連項目

(2) ユーザを代表ユーザとして設定する

ドメイン「日立」の下に,システム管理者と部門管理者のユーザが作成されています。これらのユーザを代表ユーザとして設定します。

ここでは,次のユーザを例に操作を説明します。

鈴木智子(部門管理者) ユーザID:suzuki メールアドレス:suzuki@XXX.co.jp

前提条件

操作手順

  1. JP1/DH - Serverに「admin」でログインします。

  2. サイドバー領域の[ユーザとグループ管理]をクリックします。

    コンテント領域に[ユーザとグループ管理]画面が表示されます。

    [図データ]

  3. 「日立」をクリックして,[編集]を選択します。

    [グループ編集]画面が表示されます。

  4. [グループ管理]タブを選択します。

    [図データ]

  5. 「鈴木智子」を選択して[∨]ボタンをクリックします。

    管理者一覧に「鈴木智子」が追加されます。

  6. [更新]ボタンをクリックします。

    「鈴木智子」が代表ユーザとしてJP1/DH - Serverに設定されます。

    [ユーザとグループ管理]画面では,代表ユーザは赤文字で表示されます。

    [図データ]

次の作業

関連項目