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JP1 Version 12 JP1/File Transmission Server/FTP(UNIX(R)用)


付録E.1 フォーマットファイルの作成

フォーマットファイルに出力する情報は,キーワードで指定します。

出力時に,フォーマットファイル上のキーワードのある位置に,該当する情報が埋め込まれます。キーワード以外の文字(改行などの制御文字を含む)は,そのままテキストファイルに出力されます。

作成時の注意

フォーマットファイルは2,048バイト以内で作成してください。2,048バイトを超えてファイルを作成した場合,2,048バイト以降の情報は無視されます。

〈この項の構成〉

(1) 指定できるキーワード

各フォーマットファイルで指定できるキーワードを示します。なお,ログインユーザ情報のテキスト出力は,運用管理コンソールから出力します。

表E‒1 ログインユーザ情報で指定できるキーワード

キーワード

内容

$ICNT

情報カウント

$USER

ユーザ名

$CDIR

カレントディレクトリ

表E‒2 自動起動プログラム情報で指定できるキーワード

キーワード

内容

$ICNT

情報カウント

$USER

ユーザ名

$AKEY

自動起動キー

$AFDK

キー種別

$ANML

正常時起動プログラム名

$AERR

異常時起動プログラム名

表E‒3 伝送情報で指定できるキーワード

キーワード

内容

$ICNT

情報カウント

$USER

ユーザ名

$PSWD

パスワード

$CARD

伝送カード

$LCAL

ローカルファイル名

$RMTE

リモートファイル名

$TRAN

送受信種別

$MODE

伝送モード

$COMP

圧縮モード

$FSIZ

サイズ確認

$OUTK

出力種別

$HOST

相手ホスト名

$PORT

ポート番号

$ANML

正常時起動プログラム名

$AERR

異常時起動プログラム名

$CMND

FTPコマンド

$CMNT

コメント

$MULT

単/複伝送

$FTPS

FTPS使用

$SCVC

サーバ証明書有効期限確認

$CACF

CA証明書パス名

$CRLF

CRLパス名

注※

パスワードを出力するには,スーパーユーザ権限が必要です。

表E‒4 履歴情報で指定できるキーワード

キーワード

内容

$ICNT

情報カウント

$USER

ユーザ名

$CARD

伝送カード

$LCAL

ローカルファイル名

$RMTE

リモートファイル名

$MODE

伝送モード

$TRAN

送受信種別

$COMP

圧縮モード

$OUTK

出力種別

$HOST

相手ホスト名

$PORT

ポート番号

$CMNT

コメント

$TRNO

伝送番号

$SVCE

発着信種別

$STAT

終了状態

$STIM

開始時刻

$ETIM

終了時刻

$TIME

伝送時間

$TSIZ

伝送サイズ

$CONO

接続番号

$ETYP

エラー種別

$EPOS

エラー発生位置

$EMOD

エラーモジュール名

$ESYS

システムコール名

$EMSG

エラーメッセージ

$EPRT

プロトコルメッセージ

$EMSC

SSL通信エラーメッセージ