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JP1 Version 12 JP1/File Transmission Server/FTP(UNIX(R)用)


9.3.2 JP1/FTPに関する情報

JP1/FTPに関する次の情報の採取が必要です。

表9‒1  JP1/FTPに関する情報

ファイル名

ディレクトリ名

概要

サイズ

管理方式

history※1

/var/opt/jp1_fts/sys

ファイル伝送の結果

環境定義の履歴情報保存件数×1,500バイト

ラップアラウンド

MAINModuleTrace

/var/opt/jp1_fts/trace

デーモンのモジュールトレース

環境定義のモジュールトレースのファイルサイズ×10

ラップアラウンド

CSModuleTrace1〜最大同時伝送数

/var/opt/jp1_fts/trace

クライアントのモジュールトレース

環境定義のモジュールトレースのファイルサイズ

ラップアラウンド

SSModuleTrace1〜最大同時伝送数

サーバのモジュールトレース

同上

ラップアラウンド

CSProtocolTrace1〜最大同時伝送数

クライアントのプロトコルトレース

環境定義のプロトコルトレースのファイルサイズ

ラップアラウンド

SSProtocolTrace1〜最大同時伝送数

サーバのプロトコルトレース

同上

ラップアラウンド

ftsagent{1|2}.log

/var/opt/jp1_fts/trace

運用管理エージェントのモジュールトレース

1メガバイト

2面管理

ftsconsole{1|2}.log

運用管理コンソールのモジュールトレース

1メガバイト

2面管理

agent_trace

運用管理エージェントのトレース

単調増加※2

console_trace

運用管理コンソールのトレース

単調増加※2

(ログデーモン定義情報に定義したイベントログの基準ファイル名)*

デフォルトの場合:ftsevent.log*

(ログデーモン定義情報に定義したイベントログの基準ファイル名のディレクトリ)

デフォルトの場合:

/var/opt/jp1_fts/trace

イベントログ

ログデーモン定義情報のイベントログファイルの上限サイズ

ログデーモン定義情報のイベントログファイルの退避ファイル数面管理

ftsaccess.log[.old]

/var/opt/jp1_fts/trace

アクセスログ

ftsutilコマンドで指定した,アクセスログのファイルサイズ

2面管理

CSError.log

/var/opt/jp1_fts/trace

クライアントのエラーログ

100キロバイト

ラップアラウンド

SSError.log

/var/opt/jp1_fts/trace

サーバのエラーログ

100キロバイト

ラップアラウンド

(凡例)

−:該当する方式はありません。

注※1

履歴の保存件数を変更すると,旧履歴ファイルのバックアップを作成する場合があります。バックアップファイル名は,history.oldです。

注※2

運用管理エージェント,運用管理コンソールを起動している間は単調増加します。再起動すると,0バイトに戻ります。