8.2 イベントログのメッセージの出力形式と記載形式
イベントログメッセージは,タイムスタンプ,モジュール種別,接続番号,伝送番号,メッセージID,およびメッセージテキストで構成されます。
JP1/FTPで表示されるイベントログメッセージの形式を示します。
YYYY/MM/DD hh:mm:ss.sss X ccc,tttttt KDJFnnnnn-Z メッセージテキスト
- YYYY/MM/DD hh:mm:ss.sss
-
メッセージのタイムスタンプです。YYYYは年,MMは月,DDは日,hhは時,mmは分,ssは秒,sssはミリ秒を表します。
- X
-
モジュール種別を表します。モジュール種別はイベントログを発行したモジュールの種別です。モジュール種別には次の種類があります。
D:JP1/FTPデーモン関連
C:ファイル伝送(発信側)
S:ファイル伝送(着信側)
A:運用管理エージェント関連
P:ほかのプログラム(伝送コマンドなど)
- ccc
-
接続番号を表します。接続番号がない場合には*が表示されます。
- tttttt
-
伝送番号を表します。伝送番号がない場合には*が表示されます。
- KDJFnnnnn-Z メッセージテキスト
-
メッセージIDとメッセージテキストは,「8.1 メッセージの表示形式と記載形式」と同じです。
このマニュアルでは,イベントログメッセージをメッセージID順に記載しています。次に記載形式を示します。
- 〈この節の構成〉
なお,この章では,メッセージ中の可変値を斜体で示しています。