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JP1 Version 12 JP1/File Transmission Server/FTP(Windows(R)用)


4.3.4 複数の定義情報をテキスト出力する例

定義情報をテキスト出力する例として,横浜支社,大阪支社,福岡支社の各情報を,テキスト出力する方法を次に示します。テキスト出力は,テキスト出力またはテキスト追加出力のどちらかを指定できます。

なお,出力されるテキストのフォーマットは,インストール時にサンプルのフォーマットが設定されています。フォーマットファイルは使いやすい形に変更できます。詳しくは,「付録E 定義情報を出力するフォーマットファイルについて」を参照してください。

  1. ツリー画面から「横浜支社」をクリックし,続けて[Shift]キーまたは[Ctrl]キーを押しながら,「大阪支社」,「福岡支社」をクリックする。

  2. 右クリックし,表示されるメニューから[テキスト出力]を選択する。

    [情報のテキスト出力/テキスト追加出力]ダイアログボックスが表示されます。

    図4‒11 [情報のテキスト出力/テキスト追加出力]ダイアログボックス

    [図データ]

  3. テキスト出力先ディレクトリを指定し,[テキスト出力]または[テキスト追加出力]をクリックする。

    [テキスト出力]

    指定したファイルに定義情報を出力します。既存のファイルを指定した場合,元のファイル内容は上書きされます。

    [テキスト追加出力]

    指定したファイルの最終行以降に定義情報を出力します。

    テキスト出力状況が表示されます。

  4. [閉じる]をクリックする。

テキスト出力のファイル名

各情報の出力ファイル名を次の表に示します。

表4‒1 テキスト出力ファイル名

情報種別

ファイル名※1

ユーザ情報※2

ホスト表示名_user.txt

ファイル対応の自動起動プログラム情報

ホスト表示名_autof.txt

ディレクトリ対応の自動起動プログラム情報

ホスト表示名_autod.txt

伝送情報

ホスト表示名_tran.txt

履歴情報

ホスト表示名_hist.txt

注※1

ファイル名のホスト表示名部分に,ファイル名として使用できない文字([\/:;,*?”<>|])がある場合は,該当文字を「#」で置き換えたものをファイル名とします。

注※2

対象ホストがUNIXの場合は,出力できません。