Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Client Process Automation 構築・運用ガイド


cpajobentry

〈このページの構成〉

機能

ジョブまたは各種アイテムを登録します。

形式

cpajobentry -a 定義ファイル名 [-u]

実行権限

なし。

引数

-a 定義ファイル名

登録する定義ファイル名を絶対パスで指定します。

なお,定義ファイルとはジョブ登録画面で[ジョブファイル保存]や[ファイルとして保存]したローカルファイル,またはcpajobprintコマンドの出力結果を保存したファイルのことです。

-u

登録済みのジョブまたは各種アイテムを更新します。

また,アイテム作成画面で作成したアイテムも更新できます。

ジョブの更新の反映タイミングは,ジョブの次回実行時になります。

対象のジョブが実行中の場合は,このコマンドはエラーになります。

戻り値

0

成功

40

リソース不足

52

ファイルアクセスでエラーが発生した

58

引数の形式が不正

63

ジョブ実行中のため登録できない

66

すでに同名のジョブ,またはアイテムが存在する

85

登録できる上限値を超えてアイテムを登録しようとした

96

指定したXMLファイルに誤りがある

111

指定したファイルが存在しない

125

システムエラー

126

プログラムエラー

環境設定

ジョブ実行サービスが開始・停止どちらの状態でも実行できます。

格納場所

インストールパス\bin

ただし,デフォルトでは次に示す場所に格納されます。

32ビット版のOSの場合

%ProgramFiles%\Hitachi\JP1CPA\bin

64ビット版のOSの場合

%ProgramFiles(x86)%\Hitachi\JP1CPA\bin

注意事項

電源遮断などの原因により,ジョブ実行サービスが停止した場合は,次回ジョブ実行サービスを起動するまで(ジョブ実行サービス停止中に),-uオプションで登録済みのジョブを更新しないでください。ジョブ実行サービス再起動時の状態復元処理が,正常に行われないおそれがあります。