2.2.4 インストール時の注意事項
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本製品のインストール先として,ドライブ直下(例:「C:\」)を指定しないでください。
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インストール先フォルダおよびデータフォルダには,パスの途中に含まれるフォルダ名の,先頭または末尾に半角スペースは指定しないでください。
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インストール先フォルダおよびデータフォルダにスペースが含まれる場合,スペースまでのパスと同じパスのファイルやフォルダが存在するとインストールおよびインストール後の製品の動作が正しく行われません。
その場合はインストール先を変更するか,存在するパスのファイルやフォルダの名称を変更してください。
(例)CPAをC:\Program Files (x86)\HITACHI\JP1CPAにインストールする場合にC:\Programのファイルまたはフォルダが存在する。
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インストールやアンインストールを行う場合には,事前に実行中の他のアプリケーションや常駐プログラム,サービスを可能な限り停止してください。
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インストール,セットアップおよびアンインストールの操作を行うには,管理者権限が必要です。UAC(ユーザーアカウント制御)が有効な環境で管理者(Administrator)以外のユーザーからこれらの操作を行う場合は,管理者への昇格を行ってください。なお,UACが無効な環境である場合は,Administratorsグループに所属するユーザーでこれらの操作を行ってください。
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インストール,アンインストールおよび修正パッチの適用時には,次のサービスのスタートアップの種類を「無効」にしないでください。
「無効」にすると,インストール,アンインストールまたは修正パッチの適用に失敗することがあります。
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「Application Experience」サービス
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「Windows Modules Installer」サービス
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本製品はインストール時に以下のパスをPATH環境変数に設定します。
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インストールパス\bin
(例 C:\Program Files (x86)\Hitachi\JP1CPA\bin)
WindowsのPATH環境変数の設定値の長さがインストール時に設定するパスを含めてWindowsの制限長を超える場合,PATH環境変数に設定された値が有効になりません。不要なPATH環境変数を削除し,設定値の長さを制限長内に収めてください。
Windowsの制限長については,OSのマニュアルを参照してください。
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インストール先フォルダ,データフォルダ直下にユーザーが作成したフォルダやファイル以外は,アンインストールで削除するため,設定ファイルやログなどを残しておきたい場合は,事前に必要なファイルをバックアップしておいてください。
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WOW64の場合は,デフォルトインストール先として,「システムドライブ\Program Files (x86)\Hitachi\JP1CPA」が設定されます。
このパスを「システムドライブ\Program Files\Hitachi\JP1CPA」のように,「システムドライブ\Program Files\」配下になるように変更された場合,WOW64のリダイレクションの影響により,製品またはお客さまの意図しないパスにリダイレクトされます。
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ネットワークドライブ上でインストールする場合は,本製品をNFSなどの,ネットワークを介したファイルシステムにマウントされたディスク上に配置した状態でインストールをしないでください。
その他,インストール時の注意事項についてはリリースノートを参照してください。