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JP1 Version 12 ジョブ管理 基本ガイド(クライアント業務自動化編)


はじめにお読みください

〈はじめにの構成〉

■ Client Process Automationでできること

コンピュータで実行する業務の中には,毎日行うバックアップ処理や月末の締め処理など,定期的に実行する処理や,注文などの事象をきっかけとして不定期に実行する処理が数多くあります。

さらに,クラウドやデータセンターのように,サービスやデータの所在が仮想化され,一連の処理の実行に複数のコンピュータが関連しあう環境では,システムはより複雑化し,サービスやデータにアクセスするシステム利用者にも負担がかかることがあります。

Client Process Automation(以降,CPAと省略します)は,このような定期処理および定型処理を自動化することができ,システムの運用におけるシステム利用者の操作の自動化・省力化を支援することができます。

■ このマニュアルで説明すること

このマニュアルは,CPAの構築方法や基本的な操作方法について説明しています。このマニュアルを読んだ方が,CPAの基本的な使い方を一とおり理解できるようになることを目的としています。

このマニュアルは,次の方にお読みいただくことを前提に説明しています。

■ マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す章から構成されています。

第1章 インストール

CPAのインストール方法について説明しています。

第2章 CPAを使った業務の自動化

CPAの基本的な操作方法について説明しています。

付録A 各バージョンの変更内容

各バージョンの変更内容について説明しています。

付録B このマニュアルの参考情報

このマニュアルを読むに当たっての参考情報(関連マニュアル,マニュアルでの表記など)について説明しています。

■ このマニュアルで使用する書式

このマニュアルで使用する書式を次に示します。

書式

説明

文字列

可変の値を示します。

(例)日付はYYYYMMDDの形式で指定します。

[ ]

ウィンドウ,ダイアログボックス,タブ,メニュー,ボタンなどの画面上の要素名を示します。

[ ]−[ ]

メニューを連続して選択することを示します。

(例) [ファイル]−[新規作成]を選択します。

上記の例では,[ファイル]メニュー内の[新規作成]を選択することを示します。