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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 - Print Option


7.10 [CSVファイルの保存]画面

表示中の帳票をCSV形式のファイルに保存します。各セルの区切りは,「,」(コンマ)です。各セルの値を「"」(二重引用符)で囲んでCSVファイルに出力します。セルの値に「"」が含まれる場合は「""」に置き換えます。

月次・日次形式の帳票は,表示月日だけが保存の対象となり,開始期間・終了期間の効果はありません。

[CSV出力時に改行コードを付加する]項目のチェックの有無によって,出力するCSVファイルの内容が変化します。

図7‒25 [CSVファイルの保存]画面

[図データ]

[CSVファイルの保存]画面の表示項目を次に示します。

ファイル名

保存するCSVファイルを一覧から選択するか直接入力します。なお,ファイル名として次の記号は使用しないでください。

\ / : * ? " < > |

また,ファイル名はパス全体で258バイト以下としてください。258バイトを超える場合,名称自動変換規則に従って変換されたファイル名称で保存されます。

ファイルの種類

保存するCSVファイルの種類を選択します。

CSV出力時に改行コードを付加する

セル内に複数データがある場合に,改行コードを付加するかどうかを指定します。初期状態では[環境設定]画面で設定した値が表示されます。

チェックの有無によって出力するCSVファイルの内容は異なります。

  • チェックなしの場合

    一つの情報枠に複数行の情報が存在する場合,改行コードを含まないCSVファイルを生成します。このCSVファイルをMicrosoft Excelで開くと一つの情報枠に複数行ある情報は,改行を行わないのでセル内に羅列して情報を表示します。

(例)

[図データ]

  • チェックありの場合

    一つの情報枠に複数行情報が存在する場合,改行コードを付加したCSVファイルを生成します。このCSVファイルをMicrosoft Excelで開くと一つの情報枠に複数行ある情報は,セル内で改行して情報を表示します。

(例)

[図データ]

保存

CSV保存を実行します。

キャンセル

CSV保存を終了します。

【補足】名称自動変換規則について

ファイルパス名全体が258バイトを超えるファイルは,名称自動変換規則に従った名称で保存されます。このとき,ファイル名の拡張子(.csv)以外の部分は(253−フォルダパス名長)バイト以内の長さに変換されます。

名称自動変換規則を次に示します。

  • 拡張子を除いた部分が(253−フォルダパス名長)バイトを超える場合,(253−フォルダパス名長)バイト目が全角文字の1バイト目になっていれば,先頭から(252−フォルダパス名長)バイトを適用します。

  • 拡張子以外の部分が(252−フォルダパス名長)バイト以下の場合はそのまま適用します。

  • 変換したファイル名と拡張子を合わせた名称がすでにあるファイルパス名と一致する場合,変換後のファイル名の後ろに3バイトの通番が16進文字列(000〜FFF:英字は大文字)で付加されます。ただし,先頭から(250−フォルダパス名長)バイト目が全角文字の1バイト目になっている場合,先頭から(249−フォルダパス名長)バイトに3バイトの通番が付加されます。

  • 拡張子は「.csv」固定です。

  • ファイル名はShift-JISコードに変換して生成されます。このとき,変換できなかった文字は「-」として生成されます。

<注意事項>