Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 - Print Option


3.2.1 Hitachi PP Installerの使用方法

Hitachi PP Installerは,JP1/AJS3 - Print Option Managerの提供媒体に格納されています。ここでは,次の操作について説明します。

Hitachi PP Installerを使用するときの注意事項

Hitachi PP Installerを使用するときは,スーパーユーザー権限が必要です。スーパーユーザーでログインするか,またはsuコマンドでユーザーをスーパーユーザーに変更してください。

〈この項の構成〉

(1) Hitachi PP Installerの起動

  1. ドライブにJP1/AJS3 - Print Option Managerの提供媒体をセットする。

  2. CD-ROM装置をマウントする。

    次のコマンドを実行します。実行するコマンドはご使用のOSによって異なります。なお,Solarisでは,この手順は必要ありません。Linuxでも,ご使用の環境によっては自動マウントされる場合があります。

    HP-UXの場合:

    /usr/sbin/mount -F cdfs -r デバイススペシャルファイル名 /cdrom

    AIXの場合:

    /usr/sbin/mount -r -v cdrfs デバイススペシャルファイル名 /cdrom

    Linuxの場合:

    /bin/mount -r -t iso9660 デバイススペシャルファイル名 /media/cdrecorder

    注 /cdromおよび/media/cdrecorderはCD-ROMデバイススペシャルファイルのマウントポイントです。マウントポイントディレクトリがない場合は,作成してください。なお,デバイススペシャルファイル名およびマウントポイントは,ご使用の環境によって異なります。

  3. 次のコマンドを実行して,Hitachi PP Installerをインストール,および起動する。

    Linuxの場合:

    /media/cdrecorder/XXXX/setup /media/cdrecorder

    Linux以外の場合:

    /cdrom/XXXX/setup /cdrom

    XXXXの部分は,ご使用のOSによって次のように変わります。

    HP-UX(IPF)の場合: 「IPFHPUX」

    Solarisの場合: 「SOLARIS」

    AIXの場合: 「AIX」

    Linuxの場合: 「LINUX」

(2) JP1/AJS3 - Print Option Managerのインストール

Hitachi PP Installerを使ってJP1/AJS3 - Print Option Managerをインストールする方法を説明します。

Hitachi PP Installerを起動すると,初期画面が表示されます。

初期画面で「I」を入力すると,インストールできるソフトウェアの一覧が表示されます。インストールしたいソフトウェアにカーソルを移動し,スペースバーで選択します。さらに「I」を入力すると,JP1/AJS3 - Print Option Managerがインストールされます。インストール完了後,「Q」を入力すると初期画面に戻ります。

(3) JP1/AJS3 - Print Option Managerの削除

次のコマンドを実行して,Hitachi PP Installerを起動します。

 /etc/hitachi_setup

Hitachi PP Installerの初期画面が表示されます。

初期画面で「D」を入力すると,削除できるソフトウェアの一覧が表示されます。削除したいソフトウェアにカーソルを移動し,スペースバーで選択します。さらに「D」を入力すると,ソフトウェアが削除されます。削除完了後,「Q」を入力すると初期画面に戻ります。

(4) バージョン情報の表示

次のコマンドを実行して,Hitachi PP Installerを起動します。

 /etc/hitachi_setup

Hitachi PP Installerの初期画面が表示されます。

初期画面で「L」を入力すると,インストール済みの日立製品の一覧が表示されます。