付録D 設定するポート番号
この節では,設定するポート番号の一覧と,ファイアウォールを通過するための方向について記載します。
使用するポート番号は,製品の提供時にデフォルトでservicesファイルに設定されます。ユーザー環境に合わせて任意の番号に変更することもできます。
なお,使用するプロトコルはTCP/IPです。
JP1/AJS3 - Definition Assistantで使用するポート番号を次の表に示します。
サービス名 |
ポート番号 |
用途 |
---|---|---|
jp1ajs2monitor |
20244 |
JP1/AJS3 - Managerとの通信用 |
ファイアウォールの通過方向は,JP1/AJS3 - Definition Assistant → JP1/AJS3 - Managerとなります。ファイアウォールの設定では,「jp1ajs2monitorのポート」と「jp1ajs2monitorのポート番号に対して確立されたセションへの返信はANY」を必ず通すようにしてください。
ファイアウォールサーバマシン上にJP1/AJS3 - Definition Assistantをインストールする場合は,同一マシン内での通信もファイアウォールの対象となる場合があるため,同一マシン内でも通信できるように設定してください。
JP1/AJS3 - Definition Assistantは,スタティック・モードでのアドレス変換(NAT)に対応しています。NAPT(IP Masquerade,NAT+)のような,グローバルIPアドレスとローカルIPアドレスを1対複数で変換するような機能には対応していません。