4.3 定義情報のエクスポート
定義情報管理テンプレートにジョブネットやジョブなどの情報を入力し,それをマネージャーホストに送信して,定義します。エクスポートでは,一括定義,単独定義,変更,削除の4種類の操作ができます。
エクスポートの作業では,まず定義情報管理テンプレートにジョブネットやジョブなどの情報を入力します。
定義済みのユニットがすでにある場合,そのユニットの定義情報をインポートし,その実行結果ファイルに変更を加えるようにすると,定義が容易になります。インポートまたはエクスポートの実行結果ファイルがすでにある場合は,それを開いて変更を加えます。
既存の実行結果ファイルを使うのではなく,新規の定義情報管理テンプレートにユニットの定義情報を入力することもできます。この場合は,定義情報管理テンプレートのマスターファイル※を別名でコピーして使用します。別名でコピーしたマスターファイルを開き,ユニットの定義情報を入力していきます。定義情報の書き方については,「4.3.1 ユニット定義の書き方」を参照してください。なお,定義情報管理テンプレートのマスターファイルからは,エクスポートができません。必ず別名でコピーしてから使用してください。
- 注※
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32ビット版のJP1/AJS3 - Definition Assistantの場合
JP1/AJS3 - Definition Assistantのインストール先フォルダ\bin\AJS2DAMASTER.XLS
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64ビット版のJP1/AJS3 - Definition Assistantの場合
JP1/AJS3 - Definition Assistantのインストール先フォルダ\bin\AJS2DAMASTER.XLSM
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定義情報の入力,編集が終わったら,[EXPORT]ボタンをクリックして,定義情報をマネージャーホストに送信します。
複数の機能を指定してエクスポートを実行すると,「一括」「単独」「変更」「削除」の順に処理が実行されます。エクスポートの一括定義機能を使用する場合,一つでもエラーが発生したときはエクスポートが完了しません。エクスポートの単独定義機能,変更機能,および削除機能を使用した場合は,エラーが発生しても動作を継続します。なお,一括定義と単独定義などが混在している場合は,一括定義機能でエラーが発生しても,単独定義機能については動作を継続します。
複数の機能を指定してエクスポートを実行した場合,[ユニット定義のエクスポート]ダイアログボックスで指定したユニット名は,区分に「一括」を指定したユニットに対して有効です。区分に「単独」「変更」「削除」を指定したユニットのエクスポート先は,ユニット定義情報部のユニット名と上位ユニット完全名で決まります。
エクスポートを実行したあとは,最新の定義情報をインポートして実行結果ファイルを保存しておくと,更新情報を管理しやすくなります。