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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KNAK3401-E

The data to the connection destination could not be sent or received. (maintenance information = 保守情報1, 保守情報2)

接続先とのデータの送受信に失敗しました 保守情報:保守情報1保守情報2

JP1/AJS3 - Managerとのデータの送受信に失敗しました。

(S)

処理を中断します。

(O)

次の原因が考えられます。

ネットワークの一時的な問題

ネットワークの一時的な問題が考えられます。ユニットを操作している場合に,このメッセージが表示されたときは,操作が有効になっているかどうかを確認してください。有効になっていない場合や,データの取得時の場合は,再度操作してください。

接続先JP1/AJS3 - Managerで異常が発生している

何度もこのメッセージが表示される場合は,JP1/AJS3 - Managerで異常が発生しているおそれがあります。JP1/AJS3 - Managerのホストにある,Windowsイベントログ,またはsyslogなどのログ情報を参照して調査してください。そのあと,調査結果に基づいてエラー要因を取り除いてください。ログファイルの内容については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.2 ログの種類とログ情報の格納先」を参照してください。

また,接続先ホストがWindowsで,かつログイン直後にこのメッセージが出力される場合は,接続先ホストでデスクトップヒープ領域不足が発生しているおそれがあります。接続先ホストでデスクトップヒープ領域の消費を抑える設定(環境設定パラメーターREUSELOGON,および環境設定パラメーターLOGONSHMAX)をしてください。

環境設定パラメーターの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.4.2 スケジューラーサービスの環境設定パラメーターの詳細」を参照してください。

接続先JP1/AJS3 - Managerの接続許可設定ファイルに登録されていない

接続先JP1/AJS3 - Managerの接続許可設定ファイルに接続元JP1/AJS3 - Web Consoleのホストが登録されていない場合は,接続先JP1/AJS3 - Managerの統合トレースログに出力されているKAVS8040-Eメッセージの対処方法に従ってください。

通信暗号化機能の設定が一致していない

JP1/AJS3 - Web Consoleの通信暗号化機能が無効な状態で,通信暗号化機能を有効にしたマネージャーホストに接続すると,このメッセージが出力されます。JP1/AJS3 - Web Consoleのホストとマネージャーホストの通信暗号化機能の設定を一致させてください。

その他

上記以外の要因として,ほかのプログラムが使用しているポートに接続している可能性があります。ポート番号の定義が接続先のポート番号(jp1ajs3cdinetd)と一致しているかどうかを確認してください。