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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KNAD3737-E

The JP1/AJS3 管理対象プロセス名 terminated abnormally.

JP1/AJS3 の 管理対象プロセス名は異常終了しました

管理対象プロセスの異常終了を検知しました。管理対象プロセス名は,システム管理の管理している各コンポーネントを構成しているプロセスの名前です。

(S)

処理を続行します。

(O)

異常終了した管理対象プロセスが出力している統合トレースログを参照し,障害要因を取り除いてください。jajs_spmd_statusコマンドで状態を確認後,再起動してください。

管理対象プロセスが出力しているメッセージがなかった場合,資料採取ツールで資料を採取して,システム管理者に連絡してください。

管理対象プロセス名が「evactiona」で,直近のメッセージKNAD3705-Iからこのメッセージの間に,KAVTで始まるエラーメッセージが出力されていない場合は,イベント・アクション制御の環境設定パラメーターWaitInfFileOutDirに不正な文字を指定していないか確認してください。環境設定パラメーターWaitInfFileOutDirの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.6 イベント・アクション制御の環境設定」を参照してください。

また,拡張起動プロセス定義ファイルの再起動可否に「1(再起動する)」を指定している場合,運用状況によってこのエラーメッセージが出力されることがあります。この場合の要因と対策については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 6.3.1 異常終了したJP1/AJS3のプロセスを再起動する」の注意事項を参照してください。

管理対象プロセス名がajsdbmgrdであり,直前にajsdbmgrdプロセスがメッセージKAVS0903-Eを出力している場合,デスクトップヒープ不足が発生しているおそれがあります。マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 4.2.3 JP1/AJS3のサービスの設定を変更する必要がある場合(Windows限定)」を参照し,必要であればJP1/AJS3サービスのアカウントを変更してください。また,同時ジョブ実行数やシステム全体の起動プロセスを見直すなど,デスクトップヒープ領域が不足しないよう対策を行ってください。