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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KNAC1703-W

The obstacle status of exec-agent was changed to unconnectable status.(the number of exec-agent: 状態を「接続不可」に変更した実行エージェント数) (論理ホスト名)

実行エージェントを接続不可状態にしました(実行エージェント数:状態を「接続不可」に変更した実行エージェント数) (論理ホスト名)

実行ホストの通信障害を検知したため,実行エージェントの状態を「接続不可」に変更しました。

なお,物理ホストの場合,「論理ホスト名」にはJP1_DEFAULTが出力されます。

(S)

実行エージェントの状態を「接続不可」に変更し,後続処理を実行します。

(O)

次の原因が考えられます。

  • 実行ホストの名前解決ができない

  • エージェント監視プロセスが使用できるファイルディスクリプタ数の上限値に達した

  • マネージャーホストでポートが枯渇している

  • 実行ホストが停止している

  • 実行ホストのJP1/AJS3が停止している

  • ファイアウォールによって接続が拒否された

通信障害を検知した実行エージェントは,ajsagtshowコマンドで確認してください。

通信障害の原因を取り除いたあとは,通信状態回復確認による実行エージェントの回復を待つか,ajsagtaltコマンドで実行エージェントを「未確認」の状態に変更してください。

通信障害の原因を取り除いても,正常に稼働している実行エージェントの状態が「接続不可」になる場合,通信状態確認でタイムアウトが発生しているおそれがあります。環境設定パラメーターAGMCONNECTTIMEOUTに設定する通信接続タイムアウト時間を,「接続不可」の状態となっている実行エージェント数に応じて長くしてください。通信接続タイムアウト時間に加算する値の目安は,実行エージェント数100につき5〜10秒です。環境設定パラメーターAGMCONNECTTIMEOUTの設定を変更したあとは,JP1/AJS3サービスを再起動してください。JP1/AJS3サービスを再起動したあと,ajsagtcheckコマンドを実行して,通信状態確認でタイムアウトが発生しないことを確認してください。