Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KFPS01801-E

Unable to start HiRDB unit due to improper operational environment. reason code=aa....aa (E)

組み込みDBの動作環境が整っていないため開始できません。

aa....aa:理由コード

(S)

組み込みDBの開始処理を中断します。

[対策]

次に示す対策をしたあとに組み込みDBを開始してください。

理由コード

原因

対策

MEMORY

プロセス固有メモリーまたは共有メモリーが不足しています。

SHM_EINVAL,SHM_ENOMEM,およびSHM_ENOSPCの説明を参照してください。

PAUSE

組み込みDBの処理を続行できないエラーが発生しています。

コマンド入力画面,および,Windowsイベントログまたはsyslogに出力されているほかのメッセージを参照してください。

PROGRAM

前提製品がありません。

前提製品をインストールしてください。

SETUP

組み込みDBがOSに登録されていません。Windows版の場合は組み込みDBのサービスが停止しています。

UNIX版の場合は,ajsembdbbuildコマンドで組み込みDBをOSに登録してください。Windows版の場合は,組み込みDBのサービスを開始してください。

SHM_EINTR

共有メモリーの確保処理を実行中にシグナルを受けました。

シグナル発生要因を調査し,対策したあとに再度組み込みDBを開始してください。

SHM_EINVAL

共有メモリーサイズがシステムの上限値を超えました。Windows版の場合,組み込みDBインストールドライブの容量不足によって,共有メモリー用の作業ファイルが確保できません。

システムの共有メモリーセグメントの最大サイズを大きくしてください。Windows版の場合,組み込みDBのインストールドライブに,共有メモリーサイズ以上の空き容量を確保してください。

SHM_EMFILE

オープンしているファイル数がシステムでオープンできるファイル数を超えました。

オープンしているファイル数を減らしてください。または,オープンできるファイル数を増やしてください。

SHM_ENOMEM

共有メモリーサイズに相当するメモリーがシステム上にありません。

システム上の実メモリーを増やしてください。

このメッセージの前後にメッセージKFPO00107-E,KFPO00113-Eが出力されている場合は,これらのメッセージも参照してください。

SHM_ENOSPC

UNIX版の場合,共有メモリー識別子の数がシステムで定義されている最大値を超えました。Windows版の場合,組み込みDBのインストールドライブに,共有メモリーを確保するだけのディスク容量がありません。

UNIX版の場合,共有メモリー面数を減らしてください。または,共有メモリー識別子の最大数を大きくしてください。

Windows版の場合,このメッセージの前後にメッセージKFPO00107-E,KFPO00113-Eが出力されている場合は,これらのメッセージを参照してください。

SHM_EOVER

内部矛盾が発生しました。

システム管理者に連絡してください。

SHM_CALC***

内部矛盾が発生しました。***は任意の文字列(保守情報)です。

システム管理者に連絡してください。