Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KFPS01278-W

Failure to processing log file group. type:aaa(bb....bb),file group:cc....cc,reason code=dddd-ee (L)

bb....bbサーバが使用するcc....ccログファイルグループは,ddddに示す理由でファイルの状態を参照できないため,処理対象から除外します。

aaa:ログ種別(sys,またはlar)

bb....bb:組み込みDBサーバ名称

cc....cc:ファイルグループ名称

dddd:理由コード

209:ログファイルの入出力エラー

213:ログファイルのオープンエラー

215:ログファイルの入力不可

222:他プロセスでこのファイルグループを使用中

1601:対象ログファイルなし

ee:システム保守情報

(S)

処理を続行します。該当するログファイルグループは,処理の対象から除外します。

(O)

該当するログファイルを使用していない場合,特に問題ありません。

  • ajsembdbrstrコマンド実行時

    バックアップ取得から現在までの間に該当するログファイルを使用している場合,データベースが正しく回復できないことがあります。メッセージKFPS01279-Wが出力されている場合,その内容も考慮し,管理者に連絡して対策したあとに再度実行してください。

  • それ以外の場合

    理由コードに従って対策をしたあとに再度コマンドを実行してください。また,メッセージKFPS01279-Wが出力されている場合は,メッセージで出力された障害を対策したあとに再度コマンドを実行してください。

[対策]

該当するログファイルがajsembdbrstrコマンドの実行に不要な場合,特に問題ありません。該当するログファイルが上記コマンドの実行に必要な場合,次に示す項目について,調査および対策を実施してください。

  1. 該当するログファイルグループに障害が発生した,または該当するログファイルグループをオンラインで使用後,初期化している場合,ログファイルが回復できる場合,回復後に再度実行してください。

  2. サーバ定義中のログファイルに関する記述が誤っていないかを確認し,誤っている場合には,正しく訂正したあとに再度実行してください。

  3. 上記に該当しない場合は,システム管理者に連絡してください。