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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KFPH22024-W

Extension completed in RDAREA "aa....aa",FILE "bb....bb",ccccc(dd....dd) segments created (L)

データベース領域"aa....aa"のファイル"bb....bb"をcccccセグメント増分しました。総セグメント数はdd....ddです。

aa....aa:データベース領域名

bb....bb:ファイル名(ファイル名が113文字以上の場合は,後ろから112文字だけを出力します)

ccccc:増分したセグメント数

dd....dd:総セグメント数

(S)

処理を続行します。

[対策]

次に従って対処してください。

  • ajsembdbreclaimコマンドでメンテナンスをするか,またはajsembdbrorgコマンドで再編成してください。なお,メンテナンスを長期間実施しないで,無効領域が大量に発生している状態でajsembdbreclaimコマンドを実行した場合,システムログを大量に使用することがあります。システムログが不足すると組み込みDBが異常終了するので,必要なシステムログの容量を見積もり,システムログを追加してからajsembdbreclaimコマンドを実行してください。無効領域の確認方法,およびajsembdbreclaimコマンド実行時に必要なシステムログの容量については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 9.1.1 データベース領域の解析」を参照してください。

  • メンテナンスを定期的に行っていても,このメッセージが出力された場合には,ジョブの運用量(ジョブ定義数やジョブ実行数,保存世代数など)の増加が意図している範囲であるか,確認してください。ジョブの運用量からデータベース容量を見積もり,運用量に見合った規模の組み込みDB環境の構築を検討してください。このメッセージが複数回出力される場合で,一度に大量のユニットを操作したときなどは,イベントログまたはsyslogにメッセージKFPS01220-Eを出力して組み込みDBが異常終了することがあります。