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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVV430-Q

The number of saved generations for a registered jobnet has been reduced. When there is a large number of saved generations that have been reduced, the performance of the jobnet the next time the jobnet is started or the next time the starting conditions for the jobnet are met is affected. Are you sure you want to specify this setting?

実行登録済みのジョブネットの保存世代数が減らされています。減らされる世代数が多い場合,ジョブネットの次回実行開始時や次回起動条件成立時の実行性能に影響を及ぼすおそれがあります。このまま設定してもよろしいですか?

保存世代数を変更するかどうか確認します。このメッセージは,すでに実行登録されているルートジョブネットに対して[詳細定義]ダイアログボックスで保存世代数を減らすと表示されます。

JP1/AJS3 - Managerでは,ジョブネットの実行開始時や起動条件の成立時に,変更された保存世代数の設定に従って超過分の世代を削除します。

世代の削除処理では,削除対象となる世代数に比例して処理量が多くなります。世代の削除処理に時間が掛かると,同時に実行されるはずの処理が待ち状態になります。

そのため,すでに実行登録しているジョブネットの保存世代数を減らすと,ジョブネットの実行開始や起動条件の成立によるジョブネットの開始が遅延するおそれがあります。

注※

バージョン8以前からバージョンアップインストールした場合,実行登録済みの起動条件付きジョブネットの保存世代数を減らすと,削除対象となる実行結果世代数は,最も影響が大きい場合で次のとおりになるため,注意が必要です。

削除対象の実行結果世代数 = 保存世代数縮小分*(変更前の保存世代数+1)

(S)

応答を待ちます。

(O)

保存世代数を変更してもよいかどうかを確認し,変更する場合は[はい]ボタンを,取り消す場合は[いいえ]ボタンをクリックしてください。

すでに実行登録しているジョブネットの保存世代数を減らす場合は,削除対象となる世代数が増えないよう,起動条件の成立によるジョブネット開始や実行登録が動作しない時間帯に,一つずつまたは期間指定で実行結果を登録解除してから設定を変更してください。

保存世代数については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド 4.2.3 ジョブネットの保存世代数の管理」,およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 7.2 保存世代数と性能との関係」を参照してください。

なお,確認メッセージを表示させたくない場合は,JP1/AJS3 - View上のファイルでカスタマイズすることでメッセージの出力を抑止できます。必要に応じて,JP1/AJS3 - View上のファイルにキーワードjajsStopQuestDialogを指定してください。カスタマイズ方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド 11.3.10 特定の確認メッセージを非表示にする」を参照してください。