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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVU5311-E

A system call error occurred while initializing the database of the job execution environment.(system call name : システムコール名, module : 要因個所[要因個所], reason code : 要因番号)

ジョブ実行環境のデータベースを初期化中にシステムコールエラーが発生しました(システムコール名:システムコール名,要因個所:要因個所要因個所],要因番号:要因番号)

コールドスタート時に,ジョブ実行環境のデータベースを初期化中にシステムコールエラーが発生しました。

(S)

ジョブ実行環境データベースの初期化処理を中断して,起動処理を続行します。

(O)

システムコール名と要因番号からエラーの原因を判断してください。

要因番号には,システムエラー番号が出力されています。

システムコール名が「mkdir」で,要因番号が書き込み,および読み込み権限の不足の場合は,ジョブ実行環境のマネージャープロセス実行時のワークディレクトリに,JP1/AJS3を起動するユーザーの書き込み,および読み込み権限を設定してから,必要に応じて再起動してください。

  • Windowsで,インストール先フォルダがデフォルトまたはシステムで保護されたフォルダ配下の場合のワークフォルダのデフォルト

    %ALLUSERSPROFILE%\Hitachi\JP1\JP1_DEFAULT\JP1AJS2\tmp

    %ALLUSERSPROFILE%」のデフォルトは「システムドライブ\ProgramData」です。

    「システムで保護されたフォルダ」とは,次のパスを指します。

    ・「システムドライブ\Windows」配下

    ・「システムドライブ\Program Files」配下

    ・「システムドライブ\Program Files (x86)」配下

  • Windowsで,インストール先フォルダが上記以外の場合のワークフォルダのデフォルト

    JP1/AJS3 - Managerインストール先フォルダ\tmp

  • UNIXのワークディレクトリのデフォルト

    /var/opt/jp1ajs2/tmp

エラーの原因が判断できない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。