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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVU5290-E

The database file size exceeded the limit or memory could not be allocated. (module: 要因個所[要因個所], reason code: 要因番号)

データベースのファイルサイズが制限値を超えているかメモリーの確保に失敗しました(要因個所:要因個所要因個所],要因番号:要因番号)

データベースへのアクセス処理でファイルサイズが制限値を超えているかメモリーの確保に失敗しました。

(S)

要求処理を中止します。

(O)

原因として,次のどれかが考えられます。

  1. ISAMファイルの制限値である2ギガバイト以上のファイルがジョブ実行環境にある。

  2. ISAMファイルが不正な状態になっている。

  3. メモリー不足が発生している。

エラーの発生条件が,1の条件に該当する場合は,ジョブ情報保存日数の見積もりの見直しとジョブ実行環境のデータベースの再作成を行ってください。

ジョブ情報の保存日数については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.5 ジョブ実行環境設定」を参照してください。

ジョブ実行環境のデータベースの再作成については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 2.3.4 JP1/AJS3 - Managerの設定情報のリカバリー」のジョブ実行環境の作成の説明を参照してください。

エラーの発生条件が,2の条件に該当するかどうかは,Jischkコマンドを使用して確認できます。ISAMファイルの状態を確認し,不正な状態になっている場合はISAMファイルを再作成してください。ISAMファイルの状態の確認方法,ISAMファイルの再作成の手順については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 2.11 ISAMファイルが不正になった場合の対処」を参照してください。

エラーの発生条件が,3の条件に該当する場合は,ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再度要求を発行してください。それでも,同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。

上記に該当しない場合,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。