Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVU4504-W

A pipe timeout error occurred in a job execution process at the agent(エージェントホスト名).

エージェント(エージェントホスト名)のジョブ実行処理でパイプタイムアウトエラーが発生しました

ジョブ実行処理のパイプ通信処理でタイムアウトが発生しました。

(S)

要求処理を中止します。

(O)

原因として,次のどれかが考えられます。

  1. 大量のジョブが一時期に集中して実行された。

  2. CPUの負荷が高い。

  3. 実メモリーの不足で,ジョブ実行制御のエージェントプロセスが300秒以上の間スワップアウトされて実行されなかった。

これらの発生条件が解消されないで,パイプ通信のタイムアウトエラーが頻繁に発生するような場合は,エージェントプロセスが実行されるホスト上のパイプ通信のタイムアウト時間を長めに設定して運用することを推奨します。

さらに,エラーの発生条件が,3の条件に該当する場合は,システム全体のメモリー使用状況を確認して,メモリーを増設するか,または不要なプロセスの起動を抑止して,実メモリー不足を解消してください。

パイプ通信のタイムアウト値の変更については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 15.2.15 エージェントのパイプ通信タイムアウト値の変更」を参照してください。

タイムアウト値を変更しても,このエラーが解消されない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。