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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVU3576-W

The standard error file or standard error output file could not be sent.

標準出力または標準エラー出力ファイルの転送に失敗しました

標準出力,または標準エラー出力ファイルの転送に失敗しました。

(S)

要求処理を中止します。

(O)

ジョブに指定した標準出力または標準エラー出力ファイルにアクセスするプロセスがある場合は,ジョブを実行している時間帯に重ならないようにファイルにアクセスするプロセスを停止してください。

上記以外の場合は,統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合は,そちらのメッセージの説明も参照してください。

注意事項

このメッセージの前後にメッセージKAVU3217-Wが出力されている場合は,結果ファイルの転送処理でエラーが発生しています。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorに「1」を設定している場合,ジョブの終了コードにジョブプロセスの終了コードが設定されるとともに,終了判定に従ってジョブの状態が「正常終了」,「警告検出終了」,または「異常検出終了」になります。また,結果ファイルは再送されないでジョブの終了が優先されるため,JP1/AJS3 - Viewの[実行結果詳細]ダイアログボックスで標準エラー出力ファイルの内容を参照できません。

ジョブの結果ファイルが再送されないため,ジョブの結果ファイルの再送間隔・回数を指定する環境設定パラメーターNotfyJobStateIntervalおよびNotfyJobStateCountの設定値は有効になりません。

環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.5 ジョブ実行環境設定」を参照してください。