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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVU3574-W

An error occurred while generating a job process. (reason code:要因番号)

ジョブのプロセス生成時にエラーが発生しました(要因番号:要因番号)

ジョブのプロセス生成時にエラーが発生しました。

(S)

要求処理を中止します。

(O)

要因番号には次の値が表示されます。

Windowsの場合

Win32APIのGetLastError関数で取得した値

UNIXの場合

errnoで取得した値

要因番号に対する原因と対処方法を次に示します。

Windowsの場合
  • 要因番号:87

    次の原因が考えられます。

    ・環境変数または環境変数ファイル名に指定した環境変数文のサイズが,OSによって決められた,設定できる環境変数の文字列の上限値を超えているおそれがあります。環境変数または環境変数ファイル名に指定した環境変数文を見直してください。

    ・環境変数または環境変数ファイル名に環境変数文を不正な形式で指定しているおそれがあります。環境変数または環境変数ファイル名には環境変数文を次の形式で指定してください。

    環境変数名=<改行>

    例えば,環境変数または環境変数ファイル名に指定した環境変数文に環境変数名だけを指定して,値を指定しない場合は,OSに不正な形式と見なされジョブが異常終了します。

    (例)環境変数名<改行>

  • 要因番号:740

    WindowsのUAC機能が有効で,ジョブ実行OSユーザーがAdministratorsグループのOSユーザーの場合は,該当するジョブでAdministrators権限が無効になっていることがあります。ビルトインAdministratorアカウントでジョブを実行するか,「UAC機能有効時にAdministrators権限でジョブを実行するための設定」を有効にしてからジョブを実行してください。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 6.2.22 UAC機能有効時にAdministrators権限でジョブを実行するための設定」を参照してください。

    WindowsのUAC機能については,Microsoftのホームページなどで情報を確認してください。

  • 要因番号:1816

    OSのリソース不足が発生しているおそれがあります。OSのリソースがジョブの実行に十分か確認してください。

UNIXの場合
  • 要因番号:28

    OSのリソース不足が発生しているおそれがあります。OSのリソースがジョブの実行に十分か確認してください。

要因番号が上記以外の場合は,使用している各OSのエラーコードの意味を確認した上で対応してください。問題が解決しない場合は,内部トレースログを採取したあと,システム管理者に連絡してください。