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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVU3291-W

The temporary file (ファイル名) cannot be accessed (システムコール名). (reason code:要因番号)

一時作業用ファイル(ファイル名)へのアクセス(システムコール名)に失敗しました(要因番号:要因番号)

次のファイル,またはディレクトリへのアクセスに失敗しました。

(S)

要求処理を中止します。

(O)

次の原因が考えられます。確認してください。

  • システムファイルディレクトリ(デフォルトでは,/var/opt/jp1ajs2/sys)が削除されている

  • エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ(デフォルトでは,/var/opt/jp1ajs2/tmp)が削除されている

  • システムファイルディレクトリにある,jpqagtlockファイルまたは一時作業用ファイルが削除されている

  • 他プログラムが,上記に示すディレクトリ,または一時作業用ファイルに対してアクセスしている

  • エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ(デフォルトでは,/var/opt/jp1ajs2/tmp)に書き込み権限がない

jpqagtlockファイルや上記ディレクトリが削除されていた場合は,JP1/AJS3を再インストールしてください。

また,エージェントプロセス実行時のワークディレクトリがある場合は,指定されているディレクトリに書き込み権限があるかどうかを確認してください。書き込み権限がない場合は,権限を与えるか,書き込み権限があるディレクトリに変更してください。

ジョブが正常終了しても,一時作業用ファイル(A_JPQから始まるファイル)が,エージェントプロセス実行時のワークディレクトリに残ったままとなることがあります。JP1/AJS3を停止しても,エージェントプロセス実行時のワークディレクトリに一時作業用ファイル(A_JPQから始まるファイル)が残っている場合は,削除してください。