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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVU3284-W

A system call error occurred in the internal process (論理ホスト名). (module:要因個所[要因個所], reason code1:要因番号1, system call name:システムコール名, reason code2:要因番号2)

内部処理(論理ホスト名)でシステムコールエラーが発生しました(要因個所:要因個所[要因個所],要因番号1:要因番号1,システムコール名:システムコール名,要因番号2:要因番号2)

内部処理でシステムコールエラーが発生しました。

(S)

要求処理を中止します。

(O)

システムコール名と要因番号1または要因番号2からエラーの原因を判断してください。

要因番号1または要因番号2には次に示す値が出力されています。

Windowsの場合

Win32APIのGetLastError関数で取得した値

UNIXの場合

errnoで取得した値

要因番号に対する原因と対処方法を次に示します。

Windowsの場合
  • 要因番号2:0x00000020

    メッセージ中の「システムコール名」が「CreateFile」である場合,結果ファイル(標準出力ファイル・標準エラー出力ファイル)のオープンに失敗しています。結果ファイルが別のプロセスで使用されているおそれがあります。

    次の点を確認してください。

    ・ジョブとして実行するプログラム内で,結果ファイルを使用しているか確認してください。ジョブとして実行するプログラム内で使用するファイル名と結果ファイルが一意となるようにジョブの詳細定義で指定し,ジョブを再実行してください。

    ・ジョブで使用する結果ファイルへ同時にファイルアクセスが発生しているか確認してください。同時にファイルアクセスが発生しないようにするか,またはファイル名が一意となるようにジョブの詳細定義で指定し,ジョブを再実行してください。

UNIXの場合
  • 要因番号1:0x00000016

  • 要因番号1:0x0000002b

    メッセージ中の「システムコール名」が出力されていない場合,JP1/AJS3がジョブの実行時に使用する共有メモリーが削除されているおそれがあります。JP1/AJS3サービスを再起動して回復してください。また,共有メモリーを削除する操作を行っていないか,運用を見直してください。