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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVU0270-W

関数名:The job might not be executable because a communication error occurred in the start processing.(スケジューラーサービスの識別番号,保守情報)

関数名:起動処理時に通信エラーが発生したためジョブが実行できない可能性があります(スケジューラーサービスの識別番号,保守情報)

起動処理時に通信エラーが発生しました。

(S)

起動処理を続行します。

(O)

メッセージに出力された識別番号を使用しているスケジューラーサービスで,ジョブが実行できないおそれがあります。

このエラーメッセージの出力後に実行したジョブがキューイングのままになった場合は,統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合は,そちらのメッセージの説明も参照し,要因を取り除いたあとに次の対処を実施してください。

保守情報が0の場合

QUEUEジョブを実行しない場合,対処の必要はありません。

QUEUEジョブを実行する場合は,メッセージに出力された識別番号を使用しているスケジューラーサービスを再起動してください。

保守情報が0以外の場合

該当するスケジューラーサービスでQUEUEジョブだけを実行する場合,対処の必要はありません。

QUEUEジョブ,サブミットジョブ以外のジョブを実行する場合は,メッセージに出力された識別番号を使用しているスケジューラーサービスを再起動してください。

識別番号とは,jajs_setup_clusterコマンドを使用して論理ホストを設定した場合,またはjajs_setupコマンドを使用してスケジューラーサービスの多重起動の設定をした場合に-nオプションで指定した番号です。JP1/AJS3をインストール直後のデフォルトの設定で運用している場合,識別番号は「1」です。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.4 スケジューラーサービス環境設定」およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 2. セットアップコマンド」を参照してください。