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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVT2038-E

Monitoring can not be continued. Because the information on file of 2 Gbytes or more is contained in the status passing option file. (ファイル名)

状態引き継ぎ情報格納ファイルの中にファイルサイズが2GB以上のファイルに関する情報が含まれていたため、監視を継続できません。(ファイル名)

状態引き継ぎ情報格納ファイルの中にファイルサイズが2ギガバイト以上のファイルに関する情報が含まれていたため,監視を継続できません。

(S)

ジョブが異常終了します。

(O)

ラージファイル対応オプションが「対応しない」になっていないかを確認してください。「対応しない」になっていた場合,JP1/AJS3停止前にラージファイル対応オプションが有効で,かつファイル監視ジョブの状態引き継ぎオプションが有効であったおそれがあります。

  • ラージファイル対応オプションを有効にできる場合

    「ラージファイル対応オプション」を有効にしてJP1/AJS3を再起動し,ジョブを再実行してください。ただし,JP1/AJS3停止前に監視していたファイルの状態は引き継ぎません。

    「ラージファイル対応オプション」を有効にするには,環境設定パラメーターLARGEFILEUSEに「yes」を設定します。環境設定パラメーターについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.11 JP1/AJS3共通情報の環境設定」を参照してください。

  • ラージファイル対応オプションを有効にできない場合

    ファイル名」に出力されたファイル,または総称名で指定されたディレクトリ配下に2ギガバイト以上のファイルがないことを確認し,監視対象ファイルが監視中に2ギガバイト以上のサイズにならないことを確認の上,ジョブを再実行してください。ただし,JP1/AJS3停止前に監視していたファイルの状態は引き継ぎません。

なお,ファイル監視ジョブの状態引き継ぎオプションで,状態が引き継がれる条件については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 7.6.2 ファイル監視ジョブの注意事項」を参照してください。