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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVT0352-E

The connection to the network service was released. (保守情報)

通信制御との接続が切れました(保守情報

通信制御との接続が切れました。

(S)

起動条件付きジョブネット,またはイベントジョブの状態を変更しないまま,処理を続行します。

(O)

jajs_hstd_stopコマンドで通信制御のプロセスを停止させていないか確認してください。

jajs_hstd_stopコマンドについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 3. 通常の運用で使用するコマンド jajs_hstd_stop」を参照してください。

また,それ以外の要因で通信制御のプロセスが停止していないかを次の操作で確認してください。

Windowsの場合

jajs_spmd_statusコマンドでnetworkプロセスが起動していることを確認してください。

UNIXの場合

jajs_spmd_statusコマンドでajsnetwdプロセスが起動していることを確認してください。

jajs_spmd_statusコマンドについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 3. 通常の運用で使用するコマンド jajs_spmd_status」を参照してください。

通信制御のプロセスが起動していない場合,次の対処をしてください。

  • jajs_hstd_stopコマンドで通信制御のプロセスを停止させたとき

    メッセージを無視して運用を続行してください。

  • jajs_hstd_stopコマンドで通信制御のプロセスを停止させていないとき

    jajs_hstd_stopコマンド以外の要因で,通信制御のプロセスが停止しているおそれがあります。前後のエラーメッセージからエラー要因を取り除いてください。

    前後のエラーメッセージの対処を行っても通信制御のプロセスが起動しない場合,次の操作で通信制御のプロセスを起動してください。

    Windowsの場合

     jajs_hstdコマンドでnetworkプロセスを起動してください。

    UNIXの場合

     jajs_hstdコマンドでajsnetwdプロセスを起動してください。

    jajs_hstdコマンドについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 3. 通常の運用で使用するコマンド jajs_hstd」を参照してください。

通信制御のプロセスが起動している場合,一時的な通信エラーが発生していた可能性があります。次の対処をしてください。

  • このメッセージのあとにメッセージKAVT0353-Iが出力されているとき

    接続が回復しているので,メッセージを無視して運用を続行してください。

  • このメッセージのあとにメッセージKAVT0353-Iが出力されていないとき

    保守情報のerrnoの値から原因を調査し,エラー要因を取り除いてください。

    errnoには次の値が表示されます。

    Windowsの場合

     Win32APIのGetLastError関数で取得した値

    UNIXの場合

     errnoで取得した値