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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVS1516-E

Construction is invalid.(保守情報)

構成が不正です (保守情報)

構成が不正です。

次の原因が考えられます。

(S)

処理を中断します。

(O)

次に示す設定をしたあと,再実行してください。

JP1/AJS3のインストールまたは移行が完了していない場合

再度JP1/AJS3をインストールするか,正しく移行できているかを確認してください。

環境設定パラメーターDEFLENTYPEの値と,共有メモリー上のDEFLENTYPEの値が一致していない場合

環境設定パラメーターDEFLENTYPEの値,およびjajs_statusコマンドで稼働中に有効な環境設定パラメーターDEFLENTYPEの値が一致しているかどうか確認してください。一致していない場合,次のどちらかの操作で対策してください。

  • 該当するスケジューラーサービスを再起動する。

  • 構築されているすべてのホストのJP1/AJS3サービスを停止する。UNIXの場合は,構築されているすべてのホストのJP1/AJS3サービスを停止してから,ajsshmdelコマンドを実行して共有メモリー情報を削除する。

    ajsshmdelコマンドのパスは,「/opt/jp1ajs2/bin/ajsshmdel」です。

    実行例を次に示します。

    shの場合

    /opt/jp1ajs2/bin/ajsshmdel >/dev/null 2>&1

    cshの場合

    /opt/jp1ajs2/bin/ajsshmdel >&/dev/null

環境設定パラメーターDEFLENTYPEの値と,スケジューラーサービスのデータベースの形式が一致していない場合

環境設定パラメーターDEFLENTYPEに設定されている値を確認してください。

  • 環境設定パラメーターDEFLENTYPEに「byte」が設定されている

    組み込みDBを利用している場合は,ajsembdbsetupコマンドに-delオプションを指定して,データベース環境を削除してください。そのあと,ajsembdbsetupコマンドを実行してデータベース環境を再設定してください。

    外部DBを利用している場合は,jajs_setupコマンドに-eオプションを指定して,スケジューラーサービスを削除してください。そのあと,jajs_setupコマンドを実行してスケジューラーサービスを再作成してください。

  • 環境設定パラメーターDEFLENTYPEに「sjis」が設定されている

    組み込みDBを利用している場合は,ajsembdbsetupコマンドに-delオプションを指定して,データベース環境を削除してください。そのあと,ajsembdbsetupコマンドに-e sjisオプションを指定して実行して,データベース環境を再設定してください。

    外部DBを利用している場合は,jajs_setupコマンドに-eオプションを指定して,スケジューラーサービスを削除してください。そのあと,jajs_setupコマンドに-e sjisオプションを実行してスケジューラーサービスを再作成してください。

なお,ajsembdbsetupコマンドに-delオプションを指定してデータベース環境を削除したり,jajs_setupコマンドに-eオプションを指定してスケジューラーサービスを削除したりすると,スケジューラーサービスに定義されているユニット定義や実行結果情報が失われます。事前にajsprintコマンドを実行して,定義を退避してください。

環境設定パラメーターAJSCHARCODEの値が不正な場合

環境設定パラメーターDEFLENTYPEに「sjis」が設定されている場合,環境設定パラメーターAJSCHARCODEに「UTF-8」を指定する必要があります。