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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAVS1153-E

Scheduler service (スケジューラーサービス名) stops because database access error occurred. (handling number:対処番号, unitname:ユニット名) (保守情報1,保守情報2)

データベースアクセスエラーが発生したため,スケジューラーサービス(スケジューラーサービス名)を終了します(対処番号: 対処番号, ユニット名:ユニット名) (保守情報1,保守情報2)

外部DBを利用した運用中に,データベースアクセスエラーが発生したため,スケジューラーサービスを終了します。

ユニット名には,次のどれかの情報が表示されます。

ユニットIDの場合,ajsnameコマンドでユニット完全名を確認できます。ajsnameコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 3. 通常の運用で使用するコマンド ajsname」を参照してください。

(S)

スケジューラーサービスを終了し,ホットスタートで再起動します。

再起動の設定は,拡張起動プロセス定義ファイル(jp1ajs_service_0700.conf)に従います。

再起動後は,スケジューラーサービス終了前の状態を引き継ぎます。また,「実行中」になっていたジョブの情報を,自動的にジョブ実行先サーバから求めて,できる限り実際の状態に変更します。

ジョブの実際の状態が取得できたときは,ジョブネットの定義内容に従って,自動的に継続実行します。ジョブ実行先サーバから情報を求められなかったときは,ジョブの状態を「異常終了」にします。

(O)

スケジューラーサービスの再起動が完了しない場合は,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 2.15 外部DBを利用する場合のトラブルへの対処」を参照して,原因を取り除いてください。原因を取り除いたら,スケジューラーサービスを再起動してください。

再起動が完了したら,次の対処を実施してください。

  • 異常終了したジョブが存在する場合は,ジョブの状態を確認し,手動で再実行する。

  • メッセージに出力された対処番号を確認する。

    各対処番号の対処方法を次に示します。

対処番号:1

対処の必要はありません。

対処番号:2

世代作成中にエラーが発生しました。

ユニット名に表示されているジョブネットを確認してください。ジョブネットの実行登録の方法によって対処が異なります。実行登録の方法ごとに次の対処を実施してください。

  • 確定実行登録・期間指定(予定情報ファイル使用時を含む):

    指定した期間に世代が作成されているか確認したあと,未作成だった世代を追加登録してください。未作成だった世代数が多いときは,該当するジョブネットをすべて登録解除したあと,再度実行登録してください。

  • 確定実行登録・未来世代数指定または計画実行登録:

    世代の作成が中止された以降の世代は作成されません。該当するジョブネットをすべて登録解除したあと,再度実行登録してください。

  • 確定実行登録・日時指定または即時実行登録:

    世代が未作成の場合は,再度実行登録してください。