KAVS0902-E
Insufficient memory occurred. : 保守情報1 保守情報2 保守情報3
メモリ不足が発生しました:保守情報1 保守情報2 保守情報3
メモリー不足が発生しました。保守情報にKFPA11912-Eが表示された場合は,同時に実施している処理が多く負荷が高い状態になっているか,組み込みDBのpd_lck_pool_sizeの値が不足しています。
また,コマンドの引数に指定したファイルのファイルサイズが2ギガバイトを超えている場合,このメッセージが出力されることがあります。
- (S)
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メモリー不足を検知した処理を中断します。処理が続行できない基幹部分のメモリー確保で,メモリー不足を検知した場合は,プロセスを中止します。
- (O)
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次の設定を確認してください。
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UNIXの場合はリリースノートを参照し,カーネルパラメーターのメモリーに関する設定値が,見積もり値以上になっているか確認してください。
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現象発生時に稼働しているプロセスの状態を確認し,見積もり値以上のメモリーがあるか確認してください。
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保守情報にKFPA11912-Eが表示された場合は,環境設定パラメーターUNITDEFDIVIDEUPDATEに「yes」を指定してデータベースへの書き込みを分割して行うか,組み込みDBのpd_lck_pool_sizeの値を見直してください。
環境設定パラメーターUNITDEFDIVIDEUPDATEの設定方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.4 スケジューラーサービス環境設定」の環境設定パラメーターUNITDEFDIVIDEUPDATEの記述を参照してください。
pd_lck_pool_sizeについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 23.1.1 組み込みDB稼働環境と運用方法の検討」のシングルサーバ定義の説明を参照してください。
必要であれば,メモリー不足となった処理を再度実行してください。
環境設定パラメーターUNITDEFDIVIDEUPDATEに「yes」を設定した環境で下記の操作を実行した際に,保守情報にKFPA11912-Eが表示された場合は,実行した操作に応じて次の対処を実施してください。
- 1. ajsdefineコマンド,ajsrestoreコマンド
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次のどちらかの操作を実施してください。
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作成しようとしたユニットを削除し,再度コマンドを実行する
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コマンドに-fオプション,または-iオプションを指定して実行する
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- 2. ajsimportコマンド
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次のどちらかの操作を実施してください。
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作成しようとしたユニットを削除し,再度コマンドを実行する
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コマンドに-fオプションを指定して実行する
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- 3. ajscopyコマンド,JP1/AJS3 - Viewでのユニットのコピー
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次の操作を実施してください。
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コピー先のユニットを削除し,再度コピー操作を実行する
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- 4. ajsdeleteコマンド,ajssuspendコマンド
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次の操作を実施してください。
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コマンドを再実行する
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- 5. ajsreleaseコマンド,JP1/AJS3 - Viewでのリリース登録
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次の操作を実施してください。
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リリース中止したあとに再度リリース登録を実行する
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- 6. JP1/AJS3 - Viewでのユニットの回復
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次の操作を実施してください。
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回復しようとしたユニットを削除し,再度回復操作を実施する
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コマンドの引数に指定したファイルのファイルサイズが2ギガバイトを超えていないことを確認してください。
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