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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KAJS7622-E

The standard output file of the preceding job, for obtaining the set value of the global macro variable, does not exist.

グローバルマクロ変数の設定値を求める先行ジョブの標準出力ファイルが存在しません

先行ジョブの標準出力ファイルがない,または標準出力ファイルが0バイトです。

(S)

引き継ぎ情報設定ジョブの実行を中止します。

(O)

次の観点で見直してください。

  • 先行ジョブとして,PCジョブ,UNIXジョブ,フレキシブルジョブ,HTTP接続ジョブ,またはカスタムジョブを定義しているか

  • 先行ジョブに標準出力ファイル名を指定しているか

  • 先行ジョブが標準出力ファイルに出力した内容が1バイト以上か

なお,[実行結果詳細]ダイアログボックスに出力される内容は,ジョブが標準エラー出力に出力した内容のため,標準出力とは異なります。

jajs_dbrestoreコマンドで組み込みDBのリカバリーを実施した場合は,すべての標準出力ファイルが削除されます。後続ジョブを再実行する場合は,次の手順を実施してください。

先行ジョブを再実行できる場合

先行ジョブから再実行する。

先行ジョブを再実行できない場合
  1. 対象ジョブネットを登録解除する。

  2. 引き継ぎ情報を設定し,保留属性を設定して即時実行する。

  3. 引き継ぎ情報設定ジョブを含む,再実行したいジョブの先行ジョブまで実行中止する。

  4. ジョブネットの保留属性を解除する。

  5. ジョブネットを計画実行登録,または確定実行登録していた場合は,保留属性を解除したジョブネットが終了したあと,再び計画実行登録,または確定実行登録する。