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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド


13.1 JP1/Advanced Shell連携の概要

JP1/Advanced Shellは,バッチ業務構築の生産性を向上し,バッチ運用を効率化するシェルスクリプトの実行環境です。UNIXで広く使用されているシェルスクリプト(Kornシェル)をベースに,一時ファイルの自動削除や実行ログの自動出力,ローカル変数,異常時のあと処理定義などの機能を追加し,効率の良いバッチ業務の運用を支援します。

JP1/Advanced Shellと連携すると,JP1/Advanced Shellのスクリプトファイルをジョブとして定義でき,JP1/AJS3の機能を使ってスクリプトファイルの実行を自動化できます。

ジョブとしてスクリプトファイルを実行するには,JP1/Advanced Shell用のカスタムジョブをジョブネットに定義して,実行します。このカスタムジョブをJP1/AJS3 - Viewで定義する場合,JP1/AJS3 - ViewホストにJP1/Advanced Shellが必要です。また,カスタムジョブを実行するホスト(スクリプトファイルを実行するホスト)には,JP1/Advanced Shellが必要です。