12.5.2 JP1/NETM/DMを使って自動配布する(UNIXの場合)
パッケージ配布先ホストでJP1/NETM/DM Clientの[クライアントマネージャ]およびJP1/AJS3 - Managerが起動していることを前提に,JP1/NETM/DMを使ってパッケージを自動配布する手順を次に示します。
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配布元ホストのhostsファイルに,パッケージ配布先のホスト名が定義されていることを確認する。
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次のコマンドを実行し,パッケージ情報を表示する。
JP1/NETM/DMコマンド格納先ディレクトリ/rdsdmrsc -c
コマンド実行後に表示される次の形式で出力されるパッケージ情報を「資源」と呼びます。
- パッケージング実行ホストがWindowsの場合
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「D.キャビネットID.パッケージ識別ID.バージョン番号.世代番号」
- パッケージング実行ホストがUNIXの場合
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「C.キャビネットID.パッケージ識別ID.バージョン番号.世代番号」
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次のコマンドを実行し,指令を作成する。
JP1/NETM/DMコマンド格納先ディレクトリ/rdsdmind -d -a 配布先ホスト名 -s 配布資源名
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次のコマンドを実行し,指令を実行する。
JP1/NETM/DMコマンド格納先ディレクトリ/rdsdmind -x
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次のコマンドを実行し,指令の実行状態を確認する。
JP1/NETM/DMコマンド格納先ディレクトリ/rdsdmind -c
- 補足事項
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JP1/NETM/DMのコマンドを次に示します。
- JP1/NETM/DM Managerを起動するコマンド
JP1/NETM/DMコマンド格納先ディレクトリ/rdsdmse
- JP1/NETM/DM Managerを終了するコマンド
JP1/NETM/DMコマンド格納先ディレクトリ/rdsdmse -p
- 資源情報を表示するコマンド
JP1/NETM/DMコマンド格納先ディレクトリ/rdsdmrsc -c
- インストールの指令を作成するコマンド
JP1/NETM/DMコマンド格納先ディレクトリ/rdsdmind -d -a 配布先ホスト名 -s 配布資源名
- 指令を実行するコマンド
JP1/NETM/DMコマンド格納先ディレクトリ/rdsdmind -x
- 配布状態を確認するコマンド
JP1/NETM/DMコマンド格納先ディレクトリ/rdsdmind -c
- 資源を削除するコマンド
JP1/NETM/DMコマンド格納先ディレクトリ/rdsdmrsc -r -s 配布資源名
- 配布状態を削除するコマンド
JP1/NETM/DMコマンド格納先ディレクトリ/rdsdmind -r -a 配布先ホスト名 -s 配布資源名
JP1/NETM/DMコマンド格納先ディレクトリの部分は次のディレクトリに置き換えてください。
- HP-UXの場合
/opt/NETMDM/bin
- Solaris,AIXの場合
/usr/bin