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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド


12.4 パッケージング

この節では,ユニット定義情報,カレンダー情報をパッケージングする方法を説明します。

Windowsで作成したパッケージはWindowsホストだけに配布できます。UNIXホストには配布できません。また,UNIXで作成したパッケージはUNIXホストだけに配布できます。Windowsホストには配布できません。

ユニット定義情報,カレンダー情報をパッケージングする手順を次に示します。

  1. JP1/AJS3 - Viewを起動する。

  2. [JP1/AJS3 - View]ウィンドウで,パッケージングしたいユニットや,パッケージングしたいカレンダー情報が定義されているジョブグループをクリックする。

    クリックしたユニットが選択状態で表示されます。

  3. [ファイル]−[パッケージ]を選択する。

    [パッケージ]ダイアログボックスが表示されます。

  4. パッケージの属性を定義する。

  5. [パッケージ]をクリックする。

    手順4の定義に従って,パッケージ登録ホストに,ユニット定義情報,カレンダー情報がパッケージングされます。

    パッケージが作成されるキャビネットとキャビネット識別IDについて,次に示します。

    パッケージ登録ホスト,またはパッケージング実行ホストがUNIXの場合

    手順4の定義で指定したキャビネット名は無視され,指定したキャビネット識別ID(グループID)を持つキャビネットに作成されます。キャビネット名はキャビネット識別IDと同じ名称になります。

    パッケージ登録ホスト,およびパッケージング実行ホストがWindowsの場合

    手順4の定義で指定したキャビネット名とキャビネット識別IDを持つキャビネットに作成されます。ただし,指定したキャビネット識別IDがすでに使用されていた場合は,キャビネット名は無視され,指定したキャビネット識別IDを持つキャビネットに作成されます。

    パッケージングの実行結果が[実行結果]に表示されます。[実行結果]に表示されるエラーメッセージについては,マニュアル「JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)」および「JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)」(Windowsの場合),またはマニュアル「JP1/NETM/DM SubManager (UNIX(R)用)」および「JP1/NETM/DM Client (UNIX(R)用)」(UNIXの場合)を参照してください。

注意事項

JP1/AJS3 - ManagerがWindows版の場合,JP1/AJS3 - Viewから「パッケージ」を実行する前に,JP1/AJS3 - Managerホストの環境変数PATHに「JP1/NETM/DM Clientインストール先フォルダ\bin」を追加しておいてください。