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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド


12.2 JP1/NETM/DM連携時のセットアップ

JP1/NETM/DMと連携してジョブネットなどを自動配布するときのセットアップについて説明します。

連携時のシステム構成例を次の図に示します。

図12‒1 JP1/NETM/DM連携時のシステム構成例

[図データ]

JP1/AJS3 - Viewが接続しているホスト(JP1/NETM/DM Clientがインストールされているホスト)を「パッケージング実行ホスト」と呼びます。パッケージング実行ホストのJP1/NETM/DM Clientが接続しているホスト(JP1/NETM/DM Managerがインストールされているホスト)を「パッケージ登録ホスト」と呼びます。パッケージ登録ホストは,JP1/NETM/DM Clientにパッケージを配布するので,「パッケージ配布元ホスト」とも呼びます。パッケージ配布元ホストのJP1/NETM/DM Managerからパッケージが配布されるホストを「パッケージ配布先ホスト」と呼びます。

パッケージング実行ホストには,JP1/NETM/DM Clientが必要です。

この例では,JP1/AJS3 - ManagerとJP1/NETM/DM Managerを別ホストにインストールしていますが,同じホストにインストールすることもできます。

なお,パッケージング実行ホストとパッケージ配布先ホストのOSの種別(WindowsかUNIXか)は,合わせてください。UNIXの場合,システムで使用する言語種別も合わせてください。Windowsのパッケージング実行ホストから登録したパッケージは,Windowsのホストにしか配布できません。また,UNIXのパッケージング実行ホストから登録したパッケージは,システムで使用する言語種別が同じUNIXのホストにしか配布できません。

JP1/NETM/DM連携時のセットアップ手順を次の図に示します。

図12‒2 JP1/NETM/DM連携時のセットアップ手順

[図データ]

注意事項

Windowsホストの場合,環境変数PATHの値に,「JP1/NETM/DM Clientインストール先フォルダ\bin」を追加する必要があります。

JP1/NETM/DMのセットアップ方法については,マニュアル「JP1/NETM/DM 構築ガイド (Windows(R)用)」(Windowsの場合),またはマニュアル「JP1/NETM/DM Manager」,「JP1/NETM/DM SubManager (UNIX(R)用)」および「JP1/NETM/DM Client (UNIX(R)用)」(UNIXの場合)を参照してください。