11.2.1 JP1イベントを出力したジョブをジョブネットモニタに表示するための設定
JP1/IM - Viewから[ジョブネットモニタ]ウィンドウを呼び出して,JP1イベントに関係したジョブネットを表示するとき,デフォルトでは,JP1イベントの発行原因となったジョブの属するルートジョブネットが表示されます。該当のジョブがネストジョブネット内にある場合に,そのネストジョブネットを表示させるには,次に示す設定をしてください。
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モニター画面呼び出し定義ファイルの変更
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JP1/AJS3 - Viewのオプションの設定
(1) モニター画面呼び出し定義ファイルの変更
JP1/IMマネージャーホストにあるモニター画面呼び出し定義ファイルを,JP1/AJS3 - Viewが提供するファイルに変更します。変更手順を次に示します。
- 注意事項
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この設定を実施すると,この設定を実施したJP1/IMマネージャーホストに接続するすべてのJP1/IMクライアントで,JP1/AJS3 - Viewの[ジョブネットモニタ]ウィンドウが表示されるようになります。このため,すでにWeb GUIで運用している場合には,注意が必要です。
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起動しているJP1/IM - Viewを終了する。
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モニター画面呼び出し定義ファイルの拡張子を変更し,バックアップする。
次に示すファイルの拡張子を変更してください。
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Windowsの場合
システムドライブ\Program Files※\HITACHI\JP1Cons\conf\console\monitor\hitachi_jp1_ajs2_mon.conf
または
共有フォルダ\jp1cons\conf\console\monitor\hitachi_jp1_ajs2_mon.conf
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UNIXの場合
/etc/opt/jp1cons/conf/console/monitor/hitachi_jp1_ajs2_mon.conf
または
共有ディレクトリ/jp1cons/conf/console/monitor/hitachi_jp1_ajs2_mon.conf
ファイルの拡張子の変更例は次のとおりです。
変更前:hitachi_jp1_ajs2_mon.conf
変更後:hitachi_jp1_ajs2_mon.conf.bak
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JP1/AJS3 - ViewのホストからJP1/IMのホストへ,モニター画面呼び出し定義ファイルをコピーする。
次に示すファイルをコピーしてください。
JP1/AJS3 - Viewインストール先フォルダ\Conf\hitachi_jp1_ajs2_mon.conf.0700
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3.でコピーしたファイルの名称を変更する。
変更前:hitachi_jp1_ajs2_mon.conf.0700
変更後:hitachi_jp1_ajs2_mon.conf
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JP1/IM - Managerサービスを再起動する。
- 注※
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64ビット版のWindowsの場合は,「Program Files」を「Program Files (x86)」と読み替えてください。
(2) JP1/AJS3 - Viewのオプションの設定
ajs2view_opt.confファイルに,次のオプションを指定します。
jajsExecJobnetMonitorAllJobName=Yes
ajs2view_opt.confファイルのカスタマイズの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド 11.1.1 カスタマイズ方法の種類」を参照してください。