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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド


1.1 JP1/AJS3と他製品との連携機能

JP1/AJS3と連携するプログラムと,連携時に必要なプログラムの概要を次の表に示します。

表1‒1 連携するプログラムと連携時に必要なセットアップの概要

連携するプログラム

機能

必要なプログラムなど

説明している章

メールシステム

メールの送受信をジョブとして定義・実行する。

メールサーバ,メールクライアントソフト

2章

JP1/Power Monitor

指定したホストの電源を制御する。

(ローカル電源制御)

JP1/Power Monitor,電源制御装置

3章

指定したホストにあるJP1/Power Monitorを使ってリモートホストの電源を制御する。

(リモート電源制御)

JP1/Power Monitor,電源制御装置

JP1/FTP

JP1/FTPの処理をカスタムジョブとして定義・実行する。

JP1/FTP

5章

SAP R/3システム

SAP R/3システムの処理をカスタムジョブとして定義・実行する。

JP1/AJS3 for Enterprise Applications

6章

SAP BWシステム

SAP BWシステムの処理をカスタムジョブとして定義・実行する。

JP1/AJS3 for Enterprise Applications

6章

メインフレーム(JP1/OJE)

VOS1,VOS3,VOSKなどのメインフレームの処理をカスタムジョブとして定義・実行する。

JP1/OJE

7章

VOS3にジョブをサブミットしたり,メインフレームで実行しているジョブを監視したりする。

JP1/OJE

HP NonStop Server

HP NonStop Serverにジョブを投入したり,HP NonStop Serverから受け取ったジョブを実行したりする。

ジョブ・スケジューラ for MPP JP1連携オプション

8章

JP1/Script

JP1/Scriptで作成したスクリプトをJP1/AJS3のジョブとして定義・実行する。

JP1/Script

9章

JP1/NQSEXEC

JP1/NQSEXECにジョブをサブミットしたり,JP1/NQSEXECで実行しているジョブを監視したりする。

JP1/NQSEXEC

10章

JP1/IMまたはJP1/IM2

JP1/IMまたはJP1/IM2でJP1/AJS3の運用状態を監視したり,JP1/IM - ViewまたはJP1/IM2 - ViewからJP1/AJS3 - Viewを呼び出して定義編集したりする。

JP1/IM - Manager,JP1/IM - View

JP1/IM2 - Manager,JP1/IM2 - View

11章

JP1/NETM/DM

JP1/AJS3で作成したジョブネットなどをパッケージングして配布する。

JP1/NETM/DM Manager,

JP1/NETM/DM Client

12章

JP1/Advanced Shell

JP1/Advanced ShellのスクリプトファイルをJP1/AJS3のジョブとして定義・実行する。

JP1/Advanced Shell

13章

JP1/DH - AJE

JP1/DH - Serverに対してデータ送受信を行う。

JP1/DH - AJE,

JP1/DH - Server

14章

JP1/PFM

JP1/PFM - Web Consoleを起動して,ジョブの障害要因を調査したり,マネージャーホストのパフォーマンス情報をレポートとして参照したりする。

JP1/PFM

15章

JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM

JP1/Cm2/NNMまたはHP NNMでJP1/AJS3の運用状態を監視する。

Windowsの場合
  • JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM

  • SNMPサービス

UNIXの場合
  • JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM

  • JP1/Cm2/Extensible SNMP AgentまたはHP Software SNMP拡張Agent

付録A