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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス


7.3.4 起動条件パラメーターオブジェクト

起動条件パラメーターを示すオブジェクトです。

形式
{
  "times":起動条件の有効範囲の回数,
  "period":"起動条件の有効範囲の時間",
  "periodType":"起動条件の有効範囲の時間の種別"
}
メンバー

メンバーを次の表に示します。

表7‒45 起動条件パラメーターオブジェクトのメンバー一覧

メンバー

データ型

説明

必須・任意

times

int

起動条件の有効範囲を回数で指定します。回数は1〜999の範囲の数値を指定してください。回数を無制限にする場合は,「0」を指定してください。

このメンバーの指定を省略した場合は,「0」が仮定されます。

任意

period

string

起動条件の有効範囲を時間で指定します。

メンバーperiodTypeで時間種別に「ABSOLUTE(絶対時間)」または「RELATIVE(相対時間)」を指定した場合,必ずこのメンバーで時間を指定してください。このメンバーを指定しなかった場合,またはこのメンバーに「null」を指定した場合,エラーになります。

メンバーperiodTypeで指定した時間種別によって,次に示すとおりに指定してください。

  • メンバーperiodTypeに「ABSOLUTE」を指定している場合

    hh:mm」形式で指定します。

    hhに指定できる値は,00〜47(単位:時)です。

    mmに指定できる値は,00〜59(単位:分)です。

    指定する時刻は,要求先JP1/AJS3 - Managerのスケジューラーサービスローカル日時で指定してください。

  • メンバーperiodTypeに「RELATIVE」を指定している場合

    hh:mm」形式で指定します。

    hhに指定できる値は,00〜47(単位:時)です。

    mmに指定できる値は,00〜59(単位:分)です。ただし,00:00は指定できません。00:01〜47:59の範囲で指定できます。

  • メンバーperiodTypeに「NO(無制限)」を指定している場合

    指定した値は無効になります。

任意

periodType

string

起動条件の有効範囲の時間種別を定数TimeTypeに規定されている値で指定します。指定できる値と内容については,「7.4.7(1) TimeType」を参照してください。

このメンバーの指定を省略した場合,またはこのメンバーに「null」を指定した場合,「NO(無制限)」が仮定されます。

任意