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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス


ajsqlftpstop

〈このページの構成〉

形式

ajsqlftpstop
     [-j|-c]

機能

キューレスファイル転送サービスを停止します。

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限

UNIXの場合:スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

JP1/AJS3 - Managerインストール先フォルダ\bin\

UNIXの場合

/opt/jp1ajs2/bin/

引数

-j

実行中の転送処理がすべて終了するのを待ってからキューレスファイル転送サービスを停止します。

このオプションは-cオプションと同時には指定できません。

-c

実行中の転送処理の終了を待たないでキューレスファイル転送サービスを即時に停止します。

このオプションは-jオプションと同時には指定できません。

注意事項

  1. このコマンドを実行する前に,キューレスエージェントサービスを起動,およびキューレスジョブ実行環境をセットアップしておく必要があります。キューレスジョブ実行環境をセットアップしていない場合は,ajsqlsetupコマンドを実行してキューレスジョブ実行環境をセットアップしてください。なお,クラスタ環境で使用する場合は,該当する論理ホストでセットアップしてください。

    ajsqlsetupコマンドの詳細については,「4. 特別な運用で使用するコマンド ajsqlsetup」を参照してください。

  2. オプションを省略した場合,-jオプションが仮定されます。

  3. このコマンドは,キューレスファイル転送サービスへの停止要求を送信した時点で終了します。このため,このコマンドからではキューレスファイル転送サービスが停止したかどうかを確認できません。キューレスファイル転送サービスの停止を確認したい場合は,ajsqlstatusコマンドを実行して確認してください。ajsqlstatusコマンドの詳細については,「4. 特別な運用で使用するコマンド ajsqlstatus」を参照してください。

  4. このコマンドに-cオプションを指定してキューレスファイル転送サービスを停止した場合,停止時に実行中だったキューレスジョブの終了状態は起動失敗または異常検出終了となるおそれがあります。起動失敗または異常検出終了となったキューレスジョブがある場合は,必要に応じてキューレスファイル転送サービスを再起動し,再度該当するジョブを実行してください。

戻り値

0

正常終了。

0以外の値

異常終了。