ajsqlexecsetsz
形式
- JP1/AJS3 - Managerの場合
ajsqlexecsetsz [{-a [-h 論理ホスト名]|-f}] [-s サイズ]
- JP1/AJS3 - Agentの場合
ajsqlexecsetsz [-a] [-h 論理ホスト名] [-s サイズ]
機能
キューレスジョブ実行内部ログファイルのファイルサイズを変更,または現在設定されているファイルサイズを標準出力へ出力します。
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限
UNIXの場合:スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
-
JP1/AJS3 - Managerインストール先フォルダ\bin\
JP1/AJS3 - Agentインストール先フォルダ\bin\
- UNIXの場合
-
/opt/jp1ajs2/bin/
引数
-a
キューレスエージェントサービスが出力する実行内部ログが保存されるajsqlexeclogファイルのファイルサイズを変更する,または現在設定されているajsqlexeclogファイルのファイルサイズを標準出力に出力する場合に指定します。
このオプションは-fオプションと同時には指定できません。
-h 論理ホスト名
コマンド実行対象のajsqlexeclogファイルがある論理ホスト名を指定します。このオプションを省略した場合,物理ホストが仮定されます。
このオプションは-fオプションと同時には指定できません。
-f
キューレスファイル転送サービスが出力する実行内部ログが保存されるajsqlexeclog_ftpdファイルのファイルサイズを変更する,または現在設定されているajsqlexeclog_ftpdファイルのファイルサイズを標準出力に出力する場合に指定します。
このオプションは-aオプションと同時には指定できません。
-s サイズ
変更したいキューレスジョブ実行内部ログファイルのファイルサイズをキロバイト単位で指定します。
指定できる値は,2,048〜2,097,151です。このオプションが省略された場合,引数に指定されたキューレスジョブ実行内部ログファイルの,現在設定されているサイズを標準出力に出力します。
注意事項
-
このコマンドを実行する前に,キューレスジョブ実行環境をセットアップしておく必要があります。キューレスジョブ実行環境をセットアップしていない場合は,ajsqlsetupコマンドを実行してキューレスジョブ実行環境をセットアップしてください。なお,クラスタ環境で使用する場合は,該当する論理ホストでセットアップしてください。
ajsqlsetupコマンドの詳細については,「4. 特別な運用で使用するコマンド ajsqlsetup」を参照してください。
-
このコマンドで,キューレスジョブ実行内部ログファイルのサイズを現在設定されているサイズより小さくした場合,サイズ変更前のファイルの内容は削除されます。
-
キューレスジョブ実行内部ログファイルは,物理ホストまたは論理ホストに関係なく,ローカルディスク上に作成されます。このため,実行系および待機系それぞれでこのコマンドを実行してください。
戻り値
0 |
正常終了。 |
0以外の値 |
異常終了。 |
使用例
論理ホスト(Lhost)の,ajsqlexeclogファイルのファイルサイズを32メガバイト(32,768キロバイト)に拡張します。
ajsqlexecsetsz -a -h Lhost -s 32768