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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス


ajsqlattach

〈このページの構成〉

形式

ajsqlattach
     [-h 論理ホスト名]

機能

キューレスエージェントサービスに論理ホストをアタッチ(接続)します。

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限

UNIXの場合:スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

JP1/AJS3 - Managerインストール先フォルダ\bin\

JP1/AJS3 - Agentインストール先フォルダ\bin\

UNIXの場合

/opt/jp1ajs2/bin/

引数

-h 論理ホスト名

キューレスエージェントサービスにアタッチする論理ホスト名を指定します。

省略した場合,物理ホストが仮定されます。

論理ホスト名を省略してコマンドを実行した場合,コマンドは異常終了します。

注意事項

  1. このコマンドを実行する前に,キューレスエージェントサービスを起動,および該当する論理ホストのキューレスジョブ実行環境をセットアップしておく必要があります。キューレスジョブ実行環境をセットアップしていない場合は,ajsqlsetupコマンドを実行して該当する論理ホストのキューレスジョブ実行環境をセットアップしてください。ajsqlsetupコマンドの詳細については,「4. 特別な運用で使用するコマンド ajsqlsetup」を参照してください。

  2. アタッチされていない論理ホストに対してキューレスジョブを実行すると,環境設定パラメーターAJSQL_NOATTACHREQの値に従って該当するキューレスジョブが物理ホストで実行されるか,または起動失敗となります。環境設定パラメーターAJSQL_NOATTACHREQの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.10 キューレスジョブ実行環境設定」を参照してください。

戻り値

0

正常終了。

0以外の値

異常終了。

使用例

キューレスエージェントサービスに論理ホスト名(newhost)をアタッチします。

ajsqlattach -h newhost