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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス


ajsprint

〈このページの構成〉

形式

ajsprint
     [-F サービス名]
     {-a|-c [/[/]]|-d|-f フォーマット指示子|-v}
     [-t フォーマット指示子]
     [-s {yes|no}]
     [-J|-N|-G]
     [-R]
     [-L|-E]
     [-T]
     ジョブ名,ジョブネット名,またはジョブグループ名...

機能

ユニットの定義内容を標準出力ファイルに出力します。

実行権限

次に示すJP1権限レベルのどれかを与えられたユーザー

引数

-F サービス名

処理対象とする,スケジューラーサービスのサービス名を指定します。

指定できる文字数は,1〜30(単位:バイト)です。

-a

指定したユニット,およびそのユニットに含まれるユニットのユニット定義情報を,ajsdefineコマンドで利用できる形式で出力します。

このオプションを指定した場合,引数としてルートジョブグループ「/」は指定できません。

このオプションは-tオプションと同時には指定できません。

環境設定パラメーターAJSPRINTNETSCHPRFによって,上位ジョブネットのスケジュールに依存する指定があり,かつスケジュールルールを持つネストジョブネットのユニット定義情報を出力する場合に,次のどちらかの出力方法を指定できます。

  • スケジュールルールを有効にし,上位ジョブネットのスケジュールに依存しない。

  • スケジュールルールを削除し,上位ジョブネットのスケジュールに依存する。

環境設定パラメーターAJSPRINTNETSCHPRFの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.4.2(79) AJSPRINTNETSCHPRF」を参照してください。

-c [/[/]]

カレンダー情報(運用日,休業日の区別)の出力対象年月日を指定します。

このオプションは-tオプションと同時に指定できます。-J-N-L-E-Tオプションと同時には指定できません。

  • 指定できる値は,1994〜2036(単位:西暦年)です。

  • 指定できる値は,1〜12(単位:月)です。

  • 指定できる値は,1〜31(単位:日)です。

なお,指定方法によって,出力形式を次の3種類の中から選べます(後述の「使用例1」も参照してください)。

  • //

    その日の分を出力します。

  • /

    基準日から1か月分を出力します。

  • 1月〜12月の各月について,基準日から12か月分を出力します。

注※

基準日は,ajscalendarコマンドで指定できます。

このオプションを指定した場合,引数として指定できるユニットはジョブグループ名だけです(ジョブ名やジョブネット名を指定した場合,何も出力されません)。

ジョブグループ配下にジョブグループを定義した場合,そのジョブグループのカレンダー情報と,上位のすべてのジョブグループのカレンダー情報がマージされます。カレンダー情報のマージ例を次に示します。

(例)

[図データ]

-d

カレンダー情報を配布する際に必要な,カレンダー情報パラメーターを出力します。

このオプションを指定した場合,引数として指定できるユニットはジョブグループ名だけです(ジョブ名やジョブネット名を指定した場合,何も出力されません)。ルートジョブグループ「/」も指定できます。

出力する情報は,運用日と休業日のユニット定義パラメーターです。ファイルに出力することで,カレンダー情報ファイルとしてajscalendarコマンドの-dfオプションに指定できます。ユニット定義パラメーターの形式については,「5.1 ユニット定義ファイルの作成」を参照してください。

このオプションは,-J-N-L-E-T-tオプションと同時には指定できません。

-f フォーマット指示子

フォーマット指示子で指定した情報を出力します。

フォーマット指示子は,%と1バイトの英字,または%と2バイトの英字で指定します。フォーマット指示子の詳細については,後述の「補足事項」を参照してください。

"(ダブルクォーテーションマーク)」で囲んだフォーマット指示子以外の文字は,指定したとおりに出力されます。

このオプションは-tオプションと同時に指定できます。

-v

配下のユニットでマクロ変数を使用しているユニットを探索し,見つかったユニットの「ユニットの完全名」,「定義項目名(ユニット定義パラメーター名)」,および「定義情報中のマクロ変数名」を一覧形式で出力します。この三つの情報を1行データとして,複数見つかった場合その数分の行が出力されます。1ユニット中の1定義項目中に複数のマクロ変数が定義されていた場合もそれぞれ1行データとして複数行に分けて出力されます。

出力形式を次に示します(後述の「使用例3」も参照してください)。

  • 情報1 情報2 情報3

    情報1:ユニットの完全名

    情報2:ユニット定義パラメーター名

    情報3:定義情報中のマクロ変数名

    各情報は,半角の空白文字で区切って出力されます。

配下のユニットでマクロ変数を使用しているユニットがない場合,何も出力しないでコマンドは正常終了します。

このオプションは,-a-c-d-f-tオプションと同時には指定できません。

-t フォーマット指示子

フォーマット指示子で指定した情報をタイトル行に出力します。

フォーマット指示子は,%と1バイトの英字,または%と2バイトの英字で指定します。フォーマット指示子の詳細については,後述の「補足事項」を参照してください。

"(ダブルクォーテーションマーク)」で囲んだフォーマット指示子以外の文字は,指定したとおりに出力されます。

このオプションは,-c-fオプションと同時に指定できます。-aオプションと同時には指定できません。

-s {yes|no}

-fオプションまたは-aオプション指定時に出力されるユニット定義情報の中の,関連線情報の出力順序を固定するかどうかを指定します。関連線情報は,-fオプション指定時はフォーマット指示子%arの出力内容として,-aオプション指定時はarパラメーターとして出力されます。

  • yes

    ユニットの関連線情報の出力順序を固定します。関連線情報は,次のルールで出力されます。

    1. 先行ユニット名の文字コードの昇順で出力する。

    2. 先行ユニットが同一の場合,後続ユニット名の文字コードの昇順で出力する。

  • no

    ユニットの関連線情報の出力順序を固定しません。関連線情報の出力順序は,ユニットの作成順序に影響されます。

このオプションを省略した場合は,環境設定パラメーターAJSPRINTSORTUNITINFに設定した値(yesまたはno)で動作します。-sオプションも環境設定パラメーターAJSPRINTSORTUNITINFも省略した場合,noが仮定されます。

-sオプションと環境設定パラメーターAJSPRINTSORTUNITINFの設定値が異なる場合は,-sオプションの設定値が優先されます。

環境設定パラメーターAJSPRINTSORTUNITINFの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.4.2(109) AJSPRINTSORTUNITINF」を参照してください。

-s yesオプションは,環境を移行したときや定義済みのユニットをカスタマイズしたときなど,二つのユニットの定義情報を比較するような場合に使用します。例えば,次のような場合です。

  • 環境を移行する際に,移行前の環境でajsprintコマンドを実行してユニット定義情報を出力し,移行後の環境でajsdefineコマンドを実行してユニット定義情報を取り込む場合

  • 定義済みのジョブネットをコピーして別のジョブネットを作成したあとに,コピーしたジョブネットの定義をカスタマイズする場合

このような比較を行う場合,-sオプションにyesを指定して定義情報を出力することで,元になるジョブネットも,ajsdefineコマンドで新規に作成したりコピーして作成したりしたジョブネットも,一律で関連線情報がユニット名の昇順に出力されるため,意図しない差分の発生を防止できます。

-sオプションの使用例については,後述の「使用例4」およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 13.1.8 JP1/AJS3 - Viewで定義済みのユニットを編集して,編集前後の定義内容を比較したい」を参照してください。

-J

ジョブの定義内容を出力します。

このオプションは,-c-d-Tオプションと同時には指定できません。

-N

ジョブネットの定義内容を出力します。

このオプションは,-c-dオプションと同時には指定できません。

-G

ジョブグループの定義内容を出力します。

このオプションは,-L-E-Tオプションと同時には指定できません。

-R

指定したユニットに含まれるすべてのジョブグループ,ジョブネット,およびジョブの定義内容を,階層ごとに繰り返して出力します。

このオプションを,-L-E-Tオプションと同時に指定した場合,各オプションの指定内容に従って,ユニットの定義内容を出力します。

このオプションは,-aオプションと同時に指定しないことを推奨します。-aオプションと同時に指定すると,その出力結果をajsdefineコマンドのユニット定義情報に指定した場合に,正しくユニットが定義できない場合があります。

-L

実行登録していないジョブネットの定義内容を出力します。

このオプションは,-c-d-Gオプションと同時には指定できません。

-E

実行登録済みジョブネットの定義内容を出力します。

このオプションは,-c-d-Gオプションと同時には指定できません。

-T

ルートジョブネットの定義内容を出力します。

このオプションは-c-d-J-Gオプションと同時には指定できません。

ジョブ名,ジョブネット名,またはジョブグループ名

定義内容を出力するジョブ名,ジョブネット名,またはジョブグループ名を指定します。

指定できる文字数は,1〜930(単位:バイト)です。

ジョブ名,ジョブネット名,またはジョブグループ名は,複数指定できます。ただし,-c,および-dオプションを指定した場合,指定できるのはジョブグループ名だけです。

-aオプションを指定した場合,ルートジョブグループ「/」は指定できません。

-dオプションを指定した場合,ルートジョブグループ「/」は指定できます。

なお,ジョブ名,ジョブネット名,またはジョブグループ名に,論理ホスト名を指定できます。実行IDは指定できません。

注意事項

JP1/AJS3 - Viewからコマンドを実行する場合に指定できる引数

JP1/AJS3 - Viewからこのコマンドを実行する場合,次に示す引数を指定できます。

項番

引数

必須または任意

1

-F サービス名

2

-a

3

-c [/[/]]

4

-d

5

-f フォーマット指示子

6

-v

7

-s {yes|no}

8

-t フォーマット指示子

9

-J

10

-N

11

-G

12

-R

13

-L

14

-E

15

-T

16

ジョブ名,ジョブネット名,またはジョブグループ名

(凡例)

○:必須

−:任意

これ以外のオプションは,JP1/AJS3 - Viewからこのコマンドを実行する場合には指定できません。

JP1/AJS3 - ViewからJP1/AJS3のコマンドを実行する方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド 10.4 JP1/AJS3 - ViewからJP1/AJS3のコマンドを実行する」を参照してください。

戻り値

0

正常終了。

4〜124で4の倍数値

異常終了。

補足事項

表3‒13 ユニットの出力に関するフォーマット指示子

フォーマット指示子

出力情報

ユニット種別の略号※3

%JN※1

ユニットの完全名

930バイト以内の文字列

mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,cj,cpj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc,fxj,htpj

%jn※1

ユニット名

30バイト以内の文字列

mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,cj,cpj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc,fxj,htpj

%ap※1

AJSCONF=AJSPATH=で表される内容

%JNで表される内容のうち,最右端の「/」より右の部分を除いた内容。

mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,cj,cpj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc,fxj,htpj

%TY※1

ユニットの種別

mgroup:マネージャージョブグループ

group:ジョブグループ

mnet:マネージャージョブネット

condn:起動条件(.CONDITION)

net:ジョブネット

rnet:リカバリージョブネット

rmnet:リモートジョブネット

rrnet:リカバリーリモートジョブネット

job:UNIXジョブ

rjob:リカバリーUNIXジョブ

pjob:PCジョブ

rpjob:リカバリーPCジョブ

qjob:QUEUEジョブ

rqjob:リカバリーQUEUEジョブ

jdjob:判定ジョブ

rjdjob:リカバリー判定ジョブ

orjob:ORジョブ

rorjob:リカバリーORジョブ

fxjob:フレキシブルジョブ

rfxjob:リカバリーフレキシブルジョブ

htpjb:HTTP接続ジョブ

rhtpjb:リカバリーHTTP接続ジョブ

cmsjb:JP1/Cm2状態通知ジョブ

rcmsjb:リカバリーJP1/Cm2状態通知ジョブ

evwjb:JP1イベント受信監視ジョブ

revwjb:リカバリーJP1イベント受信監視ジョブ

flwjb:ファイル監視ジョブ

rflwjb:リカバリーファイル監視ジョブ

mlwjb:メール受信監視ジョブ

rmlwjb:リカバリーメール受信監視ジョブ

mqwjb:メッセージキュー受信監視ジョブ

rmqwjb:リカバリーメッセージキュー受信監視ジョブ

mswjb:MSMQ受信監視ジョブ

rmswjb:リカバリーMSMQ受信監視ジョブ

lfwjb:ログファイル監視ジョブ

rlfwjb:リカバリーログファイル監視ジョブ

ntwjb:Windowsイベントログ監視ジョブ

rntwjb:リカバリーWindowsイベントログ監視ジョブ

tmwjb:実行間隔制御ジョブ

rtmwjb:リカバリー実行間隔制御ジョブ

evsjb:JP1イベント送信ジョブ

revsjb:リカバリーJP1イベント送信ジョブ

mlsjb:メール送信ジョブ

rmlsjb:リカバリーメール送信ジョブ

mqsjb:メッセージキュー送信ジョブ

rmqsjb:リカバリーメッセージキュー送信ジョブ

mssjb:MSMQ送信ジョブ

rmssjb:リカバリーMSMQ送信ジョブ

pwljb:ローカル電源制御ジョブ

rpwljb:リカバリーローカル電源制御ジョブ

pwrjb:リモート電源制御ジョブ

rpwrjb:リカバリーリモート電源制御ジョブ

cuujb:カスタムUNIXジョブ

rcuujb:リカバリーカスタムUNIXジョブ

cupjb:カスタムPCジョブ

rcupjb:リカバリーカスタムPCジョブ

netcn:ジョブネットコネクタ

mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,cj,cpj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc,fxj,htpj

%ow※1

所有者名

31バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,cj,cpj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc,fxj,htpj

%gr※1

JP1資源グループ名

63バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,cj,cpj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc,fxj,htpj

%ud※1

最終更新日時※2

mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,cj,cpj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc,fxj,htpj

%cm

コメント

80バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,cj,cpj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc,fxj,htpj

%mh

マネージャーホスト名

255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mg,mn

%mu

マネージャーユニット名

961バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mg,mn

%en

指定したユニットに含まれるユニット名

30バイト以内の文字列

g,rc,n,rm

%eN

指定したユニットに含まれる,種別記号付きのユニット名

35バイト以内の記号付き文字列。両端の記号が各シンボルの種類を表す。

<ジョブグループ名>

(ジョブネット名)

(リモートジョブネット名)R

[UNIXジョブ名]

<マネージャージョブグループ名>M

(マネージャージョブネット名)M

{QUEUEジョブ名}

[PCジョブ名]P

!起動条件付きジョブネット名!

[判定ジョブ名]J

[ORジョブ名]O

[JP1イベント受信監視ジョブ名]E

[ファイル監視ジョブ名]F

[メール受信監視ジョブ名]M

[メッセージキュー受信監視ジョブ名]Q

[MSMQ受信監視ジョブ名]S

[ログファイル監視ジョブ名]L

[Windowsイベントログ監視ジョブ名]N

[実行間隔制御ジョブ名]T

[JP1イベント送信ジョブ名]e

[メール送信ジョブ名]m

[メッセージキュー送信ジョブ名]q

[MSMQ送信ジョブ名]s

[JP1/Cm2状態通知ジョブ名]C

[ローカル電源制御ジョブ名]W

[リモート電源制御ジョブ名]w

[カスタムUNIXジョブ名]U

[カスタムPCジョブ名]u

(ジョブネットコネクタ名)C

[フレキシブルジョブ]c

[HTTP接続ジョブ]H

リカバリーユニットの場合,括弧が二重になる。

(例)

[[リカバリーUNIXジョブ名]]

g,rc,n,rm

%Ce

ルートジョブネットの実行順序制御のスケジューラーサービス間連携

y:スケジューラーサービス間連携する

n:スケジューラーサービス間連携しない

g,n,nc

%Ch

接続ホスト名

255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

g,n,nc

%Cs

接続サービス名

30バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

g,n,nc

%et

指定したユニットに含まれるユニットの種別

%TYを参照のこと。

g,rc,n,rm

%eH

指定したユニットに含まれるユニットを画面に表示するときの水平位置

0〜16,000(単位:ピクセル)の値

g,rc,n,rm

%eV

指定したユニットに含まれるユニットを画面に表示するときの垂直位置

0〜10,000(単位:ピクセル)の値

g,rc,n,rm

%sH

指定したユニットに含まれるユニットを画面に表示するときに,水平方向に並べる個数

1〜100(単位:個)の値

g,rc,n,rm

%sV

指定したユニットに含まれるユニットを画面に表示するときに,垂直方向に並べる個数

1〜100(単位:個)の値

g,rc,n,rm

%op

運用日(特定日指定)※2

g

%cl

休業日(特定日指定)※2

g

%w0%w6

週間標準値

%w0:日曜日

%w1:月曜日

%w2:火曜日

%w3:水曜日

%w4:木曜日

%w5:金曜日

%w6:土曜日

o:運用日

x:休業日

-:なし

g

%sd

基準日

1〜31:日

xx:n:曜日(xxは,sumotuwethfrsa)と週(nは,1〜5)

-:なし

g

%md

月区分

this:当月

next:翌月

-:なし

g

%st

基準時刻

hh:mm:時刻(hhは,0〜23(単位:時)。mmは,0〜59(単位:分))

**:**:なし

g

%Sd

ジョブネットの実行開始日※2

n,rm

%St

ジョブネットの実行開始時刻※2

n,rm

%sy

ジョブネットの開始遅延時刻※2

n,rm

%ey

ジョブネットの終了遅延時刻※2

n,rm

%ln

リンク番号

NnNは,スケジュールを複数定義している場合のルール番号で1〜144の値。nはリンク番号で1〜144の値。ルール番号とリンク番号が同じ数値の場合は,何も出力されない。

-,-:なし(関係するジョブネットに,出力するリンク番号がない場合)

n,rm

%cy

処理サイクル

N,n,XNは,スケジュールを複数定義している場合のルール番号で1〜144の値。nは,Xに対応する1〜31(単位:年,月,週,または日)の値。Xは,処理サイクルの種別で,ymwd

n,y:年の場合(nは,1〜9)

n,m:月の場合(nは,1〜12)

n,w:週の場合(nは,1〜5)

n,d:日の場合(nは,1〜31)

-,-,-:なし

n,rm

%sh

振り替え方法

N,XXXXNは,スケジュールを複数定義している場合のルール番号で1〜144の値。XXXXは,振り替え方法で,beforeaftercancelnone

before:前日に振り替え

after:翌日に振り替え

cancel:実行しない

none:振り替えなしで実行

n,rm

%hd

振り替え猶予日数

N,XXNは,スケジュールを複数定義している場合のルール番号で1〜144の値。XXは,振り替え猶予日数で,1〜31(単位:日)の値

n,rm

%Wt

イベント待ち時間

{N,t,HH:MM|N,r,MMMM|N,u|N,-}Nは,スケジュールを複数定義している場合のルール番号で1〜144の値。tru-は,イベント待ち時間の種別。HH:MMHHは,0〜47(単位:時)。MMは,0〜59(単位:分)),およびMMMM(1〜2,879(単位:分))は,イベント待ち時間。

t:絶対時刻指定

r:相対分指定

u:無制限

-:なし

n,rm

%Wc

イベント待ち回数

{N,w,n|N,u|N,-}Nは,スケジュールを複数定義している場合のルール番号で1〜144の値。wu-は,イベント待ち回数の種別。nは,イベント待ち回数で0〜999(単位:回)の値。

w:イベント待ち回数を指定している。

u:イベント待ち回数は無制限。

-:なし

n,rm

%Cf

起算情報

{N,m,C|-,c|-}Nは,スケジュールを複数定義している場合のルール番号で1〜144の値。mは,起算方法の種別で,abdbda,またはnCは,起算日数で1〜31(単位:日)の値。cは,起算猶予日数で1〜31(単位:日)の値。-は,なし。

mnの場合,Cまたはcではなく,-が出力される。

mdbまたはdaの場合,cではなく,-が出力される。

b:前日以前の運用日に振り替える。

a:翌日以降の運用日に振り替える。

db:前日以前に振り替える。

da:翌日以降に振り替える。

n:なし

n,rm

%Ej

排他ジョブネット名

30バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

n,rm

%ed

ジョブネットの実行有効期日※2

n,rm

%rg

保存世代数

1〜99(単位:世代)の値。ただし,システム設定オプションを有効にしておくと,最大999(単位:世代)まで出力できる。

n,rm

%Ni

ジョブネットの実行優先順位

1〜5の値。指定がない場合,-

n,rm

%jc

カレンダー情報

930バイト以内の文字列。指定がない場合,何も表示されない。

n,rm

%cd

イベント待ち打ち切り日数

1day:1日間待つ。

2days:2日間待つ。

unlimited:無制限に待つ。

-:なし

n,rm

%de

上位ジョブネットのスケジュールとの依存関係

yes:依存する。

no:依存しない。

n,rm

%ms

スケジューリング方式

skip:スケジュールスキップ方式

multi:多重スケジュール方式

n,rm

%mp

多重起動属性

yes:許可する。

no:許可しない。

n,rm

%ha

保留属性

yes:保留する。

no:保留しない。

ifAbend:異常時に保留する。

ifAbendW:異常警告時に保留する。

n,rm,j,pj,qj,jdj,cj,cpj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,fxj,htpj

%Rh

リモートジョブネットに定義された実行マネージャー名

255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

rm

%ar

ユニットの実行順序関係

先行ユニット名,後続ユニット名,接続種別:各ユニットは,30バイト以内の文字列。接続種別は,s,またはc。指定がない場合,-,-

s:順接続

c:条件接続

n,rm

%CO

起動条件

and:and接続

or:or接続

rc

%eU

ジョブ実行時のJP1ユーザー

ent:登録者で実行する。

def:定義者で実行する。

j,pj,qj,cj,cpj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,fxj,htpj

%cn

カスタムジョブ名

16バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

cj,cpj

%Te

コマンドテキスト

1,023バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

j,cj,cpj

%sc

スクリプトファイル名(UNIXの場合),または実行ファイル名(Windowsの場合)

511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

j,pj,qj,cj,cpj,fxj

%pm

パラメーター

1,023バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

j,pj,qj,cj,cpj,fxj

%wk

作業用パス名

511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

j,pj

%ev

環境変数ファイル名

511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

j,pj

%En

環境変数

20,479バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

複数の環境変数が指定されている場合,環境変数は「;(セミコロン)」で区切って出力されます。

j,pj,cj,cpj,fxj

%si

標準入力ファイル名

511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

j,pj

%so

標準出力ファイル名

511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

j,pj,cj,cpj,htpj

%se

標準エラー出力ファイル名

511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

j,pj,cj,cpj,htpj

%oa

標準出力ファイルの情報更新オプション

new:新しい標準出力ファイルに情報を出力する。

add:既存の標準出力ファイルに情報を追加する。

j,pj

%ea

標準エラー出力ファイルの情報更新オプション

new:新しい標準エラー出力ファイルに情報を出力する。

add:既存の標準エラー出力ファイルに情報を追加する。

j,pj

%Et

実行打ち切り時間

1〜1,440(単位:分)の値

j,pj,cj,cpj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,htpj

%pr

ジョブネットまたはジョブの実行優先順位

1〜5の値。指定がない場合,-

n,rm,j,pj,qj,cj,cpj,htpj

%rh

実行エージェント名または実行エージェントグループ名

255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

フレキシブルジョブの場合,中継エージェントとなる実行エージェント名または実行エージェントグループ名が出力される。

n,rm,j,pj,cj,cpj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,fxj,htpj

%un

実行ユーザー名

63バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

j,pj,cj,cpj,htpj

%jd

終了判定

normal:常に正常

abnorm:常に異常

code:終了コード

exist:ファイルが作成されている場合,正常

modify:ファイルが更新されている場合,正常

j,pj,qj,cj,cpj,fxj,htpj

%wt

警告終了しきい値

0〜2,147,483,647の値。指定がない場合,-

j,pj,qj,cj,cpj,fxj,htpj

%Th

異常終了しきい値

0〜2,147,483,647の値

j,pj,qj,cj,cpj,fxj,htpj

%jf

終了判定ファイル名

511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

j,pj,cj,cpj,fxj,htpj

%Ab

異常終了時の自動リトライ

y:異常終了時に自動リトライする。

n:異常終了時に自動リトライしない。

j,pj,qj,cj,cpj,fxj,htpj

%rs

自動リトライする終了コードの下限

1〜4,294,967,295の値。省略した場合,-。その場合,実行時には終了判定の「異常しきい値+1」が仮定される。

異常終了時に自動リトライしない場合,何も出力されない。

j,pj,qj,cj,cpj,fxj,htpj

%re

自動リトライする終了コードの上限

1〜4,294,967,295の値。省略した場合,-。その場合,実行時には最大値の「4,294,967,295」が仮定される。

異常終了時に自動リトライしない場合,何も出力されない。

j,pj,qj,cj,cpj,fxj,htpj

%rc

最大リトライ回数

1〜12(単位:回)の値。

異常終了時に自動リトライしない場合,何も出力されない。

j,pj,qj,cj,cpj,fxj,htpj

%ri

リトライ間隔

1〜10(単位:分)の値。

異常終了時に自動リトライしない場合,何も出力されない。

j,pj,qj,cj,cpj,fxj,htpj

%qu

キュー名

63バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

qj

%qm

キューマネージャーホスト名

255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

qj

%rq

ジョブ名

63バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

qj

%s1%s4

転送元ファイル名

511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

%s1:転送元ファイル1の名称

%s2:転送元ファイル2の名称

%s3:転送元ファイル3の名称

%s4:転送元ファイル4の名称

j,pj,qj

%d1%d4

転送先ファイル名

511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

%d1:転送先ファイル1の名称

%d2:転送先ファイル2の名称

%d3:転送先ファイル3の名称

%d4:転送先ファイル4の名称

j,pj,qj

%T1%T4

転送先ファイルのジョブ実行終了後の削除オプション

save:保存する。

delete:削除する。

j,pj

%ej

判定方法

greater:判定値より大。

greater equal:判定値以上。

less:判定値より小。

less equal:判定値以下。

equal:判定値と等しい。

not equal:判定値と等しくない。

range in:判定値の範囲内。

range out:判定値の範囲外。

exist:ファイルが作成されている。

not exist:ファイルが作成されていない。

variable greater:変数が判定値より大。

variable greater equal:変数が判定値以上。

variable less:変数が判定値より小。

variable less equal:変数が判定値以下。

variable equal:変数が判定値と等しい。

variable not equal:変数が判定値と等しくない。

variable range in:変数が判定値の範囲内。

variable range out:変数が判定値の範囲外。

string equal:変数が判定文字列と等しい。

string part equal:変数が判定文字列を含む。

string not equal:変数が判定文字列と等しくない。

string part not equal:変数が判定文字列を含まない。

string not null:変数の値がある。

string null:変数の値がない。

jdj

%eC

終了判定コード

0〜4,294,967,295の値

jdj

%el

下限の終了判定コード

0〜4,294,967,295の値

判定方法が「判定値の範囲内」または「判定値の範囲外」の場合に出力される。

jdj

%eh

上限の終了判定コード

0〜4,294,967,295の値

判定方法が「判定値の範囲内」または「判定値の範囲外」の場合に出力される。

jdj

%ef

終了判定ファイル名

260バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

jdj

%jV

変数名

64バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

jdj

%jT

変数の判定文字列

511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

jdj

%jI

変数の判定数値

0〜2,147,483,647の値。

jdj

%jS

下限の変数判定数値

0〜2,147,483,647の値。

判定方法が「変数が判定値の範囲内」または「変数が判定値の範囲外」の場合に出力される。

jdj

%jG

上限の変数判定数値

0〜2,147,483,647の値。

判定方法が「変数が判定値の範囲内」または「変数が判定値の範囲外」の場合に出力される。

jdj

%lP

終了コードまたは変数判定数値の境界条件(下限)

greater:判定値より大。

greater equal:判定値以上。

判定方法が「判定値の範囲内」,「判定値の範囲外」,「変数が判定値の範囲内」,または「変数が判定値の範囲外」の場合に出力される。

jdj

%uP

終了コードまたは変数判定数値の境界条件(上限)

less:判定値より小。

less equal:判定値以下。

判定方法が「判定値の範囲内」,「判定値の範囲外」,「変数が判定値の範囲内」,または「変数が判定値の範囲外」の場合に出力される。

jdj

%CI

JP1/Cm2/NNMまたはHP NNMに通知する状態付加情報

256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

cmsj

%CC

JP1/Cm2/NNMまたはHP NNMに通知する状態

un:Unknown

no:Normal

wa:Warning

mi:Minor

ma:Major

cr:Critical

re:Restricted

te:Testing

di:Disabled

cmsj

%ED

イベント詳細情報

1,024バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

evwj

%Eg

イベント発行元グループID

−1〜9,999,999,999の値。指定がない場合,********

evwj

%EG

イベント発行元グループ名

20バイト以内の文字列。指定がない場合,********

evwj

%EH

イベント発行元ホスト名,イベント送信先ホスト名

255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

evsj,evwj

%EI

監視イベントID

17バイト以内の文字列。指定がない場合,********

evwj

%eI

送信イベントID

8バイト以内の文字列。指定がない場合,********

evsj

%Ei

イベント発行元IPアドレス

15バイト以内の文字列。指定がない場合,********

evwj

%eM

イベントメッセージ情報(送信)

1,023バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

evsj

%EM

イベントメッセージ情報(受信)

1,024バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

evwj

%Ep

イベント発行元プロセスID

10バイト以内の文字列。指定がない場合,********

evwj

%eS

イベント拡張属性重大度(送信)

em:Emergencyを設定する。

al:Alertを設定する。

cr:Criticalを設定する。

er:Errorを設定する。

wr:Warningを設定する。

no:Noticeを設定する。

in:Informationを設定する。

db:Debugを設定する。

evsj

%ES

イベント拡張属性重大度(受信)

em:Emergencyを条件一致とする。

al:Alertを条件一致とする。

cr:Criticalを条件一致とする。

er:Errorを条件一致とする。

wr:Warningを条件一致とする。

no:Noticeを条件一致とする。

in:Informationを条件一致とする。

db:Debugを条件一致とする。

evwj

%Ef

任意のイベント拡張属性(送信)

128バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

evsj

%ET

終了判定条件

n:常に正常終了

a:常に異常終了

n,ファイル名:メッセージが指定したファイルの内容と一致する場合に正常終了

a,ファイル名:メッセージが指定したファイルの内容と一致する場合に異常終了

d,ファイル名:詳細情報が指定したファイルの内容と一致する場合に正常終了

b,ファイル名:詳細情報が指定したファイルの内容と一致する場合に異常終了

なお,ファイル名は,256バイト以内の文字列。

evwj

%Eu

イベント発行元ユーザーID

−1〜9,999,999,999の値。指定がない場合,********

evwj

%EU

イベント発行元ユーザー名

20バイト以内の文字列。指定がない場合,********

evwj

%EF

任意のイベント拡張属性(受信)

2,048バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

evwj

%FC

監視条件

c:ファイルの作成を監視する。

d:ファイルの削除を監視する。

s:ファイルのサイズ変更を監視する。

m:ファイルの最終更新時刻の変更を監視する。

flwj

%FF

監視対象ファイル名

255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

flwj

%FI

監視時間間隔

1〜600(単位:秒)の値

flwj

%FO

監視対象ファイルがある場合の扱い

y:条件成立(正常終了)

n:監視継続

flwj

%Lw

ファイル未作成時エラーオプション

yes:エラーとする。

no:エラーとしない。

lfwj

%Ld

ログファイルの出力データ形式

s:シーケンシャルファイル(一つのログファイルに追加書き込みし続けるファイル。ログファイルが一定の容量に達すると,別のファイル名で新たにログファイルを作成して書き込むファイル)

s2:シーケンシャルファイル(ファイル名を変更して保存,またはファイルをいったん削除したあと,同じ名称のファイルを作成して新たにログを書き込むファイル)

w1:ラップアラウンド(ログファイルが一定の容量に達すると,ラップアラウンドして再び先頭からデータを上書きする形式のファイル)

w2:ラップアラウンド(ログファイルが一定の容量に達してラップアラウンドするとき,データを削除して再び先頭からデータを書き込む形式のファイル)

lfwj

%LF

ログファイル名

256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

lfwj

%LL

ヘッダー指定

l:行数(0〜99,999(単位:行)の値)

s:サイズ(0〜9,999,999(単位:行)の値)

-:なし

lfwj

%LM

ログ情報以外のデータ(AND/ORの区別は出力しない)

1,024バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

lfwj

%Lm

ログ情報以外のデータ

1,024バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

ANDは:(コロン),ORは改行が出力されます。

(出力例)「"AAA"かつ"BBB"または"CCC"」の場合

"AAA":"BBB"

"CCC"

lfwj

%LX

イベントデータの最大長

2〜512(単位:バイト)の値

lfwj

%LR

ログデータのレコード形式

v:可変長レコード(3〜4バイトの文字列)を行の区切りとする。

f:固定長レコード(1〜9,999,999バイトの文字列)を行の区切りとする。

lfwj

%LI

ファイル検索時間間隔

1〜86,400(単位:秒)の値

lfwj

%Ls

検索開始オプション

yes:先頭データから入力する。

no:先頭データから入力しない。

lfwj

%LD

トラップするデータ(AND/ORの区別は出力しない)

2,048バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

lfwj

%LT

トラップするデータ

2,048バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

ANDは:(コロン),ORは改行が出力されます。

(出力例)「"AAA"かつ"BBB"または"CCC"」の場合

"AAA":"BBB"

"CCC"

lfwj

%MA

"メールアドレス"」,または「xxx:"メールアドレス"」(メール送信ジョブの場合だけ)

to:"メールアドレス":メールを宛先に送信する。

cc:"メールアドレス":メールのコピーを宛先に送信する。

bcc:"メールアドレス":メールをブラインドカーボンコピーで宛先に送信する。

なお,メールアドレスは256バイト以内の文字列。

mlsj,mlwj

%ML

メール受信リスト名

255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mlwj

%MP

プロファイル名

256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mlsj,mlwj

%Ms

メールの保存

yes:メールを保存する。

no:メールを保存しない。

mlwj

%MS

件名

256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mlsj,mlwj

%MF

添付ファイル保存先フォルダ名

256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mlwj

%mF

添付ファイル名

256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mlsj

%mf

添付ファイルリスト名

256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mlsj,mlwj

%Mt

本文保存先ファイル名

256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mlwj

%MT

本文

512バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mlsj,mlwj

%mt

本文ファイル名

256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mlsj

%QC

相関識別子

24バイト以内の文字列。指定がない場合,-

mqsj,mqwj

%QD

メッセージ識別子

24バイト以内の文字列。指定がない場合,-

mqsj,mqwj

%qE

デッドレターキュー名

48バイト以内の文字列。指定がない場合,-

mqsj

%qH

保持時間

1〜9,999,999(単位:分)の値。指定がない場合,-

mqsj

%QM

モデルキュー名

48バイト以内の文字列。指定がない場合,-

mqsj,mqwj

%qd

メッセージデータファイル名

256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mqsj

%qF

メッセージフォーマット名

8バイト以内の文字列。指定がない場合,-

mqsj

%qM

キューマネージャー名

48バイト以内の文字列。指定がない場合,-

mqsj

%qp

接続キュー管理プログラム名

48バイト以内の文字列。指定がない場合,-

mqsj

%qR

優先度

0〜9の値。指定がない場合,-

mqsj

%qP

永続性

yes:永続性あり。

no:永続性なし。

mqsj

%QQ

キュー名

48バイト以内の文字列。指定がない場合,-

mqsj,mqwj

%QS

メッセージ格納ファイル名

256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mqwj

%SA

アプリケーション情報

0〜FFFFFFFFの値。指定がない場合,-

mssj,mswj

%SH

保持時間

−1〜2,147,483,647(単位:秒)の値

mssj

%sJ

メッセージのジャーナルキューへの格納指定

yes:格納する。

no:格納しない。

mssj

%SM

メッセージラベル

249バイト以内の文字列。指定がない場合,-

mssj,mswj

%sL

配信制限時間

−2〜2,147,483,647(単位:秒)の値

mssj

%sM

配信モード

h:高速モード

r:回復可能モード

mssj

%sP

優先順位

0〜7の値

mssj

%sl

キューラベル名

124バイト以内の文字列。指定がない場合,-

mssj

%SQ

キューパス名

259バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mssj,mswj

%SR

相互関係

20バイト以内の文字列。指定がない場合,-

mssj,mswj

%SF

メッセージ格納ファイル名

256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mswj

%sF

本文ファイル名

259バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

mssj

%sT

本文タイプ

0〜FFFFFFFFの値。指定がない場合,-

mssj

%sU

メッセージのデッドレターキューへの格納指定

yes:格納する。

no:格納しない。

mssj

%NJ

分類の判定条件

yes:判定する。

no:判定しない。

ntwj

%NC

分類

255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

ntwj

%ND

説明

1,024バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

ntwj

%Nj

イベントIDの判定条件

yes:判定する。

no:判定しない。

ntwj

%NI

イベントID

16バイト以内の文字列。指定がない場合,-

ntwj

%NE

イベントの種類

v:詳細イベントを監視する。

i:情報イベントを監視する。

w:警告イベントを監視する。

e:エラーイベントを監視する。

c:重大イベントを監視する。

s:成功の監査イベントを監視する。

f:失敗の監査イベントを監視する。

ntwj

%NL

ログ種別

sys:システムログを監視する。

sec:セキュリティログを監視する。

app:アプリケーションログを監視する。

dns:DNS Serverログを監視する。

dir:Directory Serviceログを監視する。

frs:ファイル複製サービスログを監視する。

oth%Nt(任意のログ種別)に指定したログ種別を監視する。

ntwj

%Nt

任意のログ種別

255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

ntwj

%Ns

ソースの判定条件

yes:判定する。

no:判定しない。

ntwj

%NS

ソース

255バイト以内の文字列。指定がない場合,-

ntwj

%jp

マクロ変数指定

2,048バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

evwj,flwj,lfwj,mlwj,mqwj,mswj,ntwj,tmwj

%Mp

プラットフォーム種別

U:UNIX環境で実行する。

P:WindowsおよびWindowsと互換がある環境で実行する。

cmsj,evsj,mlsj,mlwj,mqsj,pwlj

%PT

実行種別

f:電源をオフする。

r:シャットダウン後,再起動する。

s:シャットダウンする。

pwlj

%Pf

終了要求種別

m:監視終了

r:制限終了

f:強制終了

p:計画終了

pwlj

%PH

対象ホスト名

255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。

pwrj

%PF

要求種別

o:電源をオンする。

m:監視終了する。

r:制限終了する。

f:強制終了する。

p:計画終了する。

s:強制停止する。

pwrj

%PN

次回の電源オン時刻の設定

n:次回の電源オン時刻を設定しない。

a:エージェントに設定されている次回の電源オン時刻を有効にする。

c{[mm/dd.]hh:mm}

 次回の電源投入時刻

 mm:1〜12(単位:月)

 dd:1〜31(単位:日)

 hh:0〜23(単位:時)

 mm:0〜59(単位:分)

pwrj

%PR

再起動

yes:再起動する。

no:再起動しない。

pwrj

%PW

電源オフの終了待ち

yes:JP1/Power Monitorのエージェントホストの電源オフの終了を待つ。

no:電源オフの終了を待たない。

電源オフの終了とは,エージェントホスト上のJP1/Power Monitorがシャットダウンの開始をJP1/Power Monitorのマネージャーホストに報告することを指します。

pwrj

%PM

電源制御を実行するプラットフォーム種別

U:UNIX環境で実行する。

P:WindowsおよびWindowsと互換がある環境で実行する。

pwrj

%Tw

待ち時間

1〜1,440(単位:分)の値。

tmwj

%Tn

開始直後に満了するか

y:満了する

n:満了しない

tmwj

%gt

ジョブグループの種別

n:ジョブグループ

p:プランニンググループ

ジョブグループまたはプランニンググループ以外の場合,何も出力されない。

g

%Ed

作成日時

mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,cj,cpj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc,fxj,htpj

%jt

ジョブのキューイング属性の種別

q:キューイング属性あり

n:キューイング属性なし

j,pj,evsj,mlsj,mqsj,mssj,cmsj,pwlj,pwrj

%es

イベントジョブの打ち切り状態

kl:強制終了

nr:正常終了

wr:警告検出終了

an:異常検出終了

evwj,flwj,lfwj,mlwj,mqwj,mswj,ntwj,tmwj

%Ee

実行前のイベント検索

JP1イベント受信監視ジョブが実行された時刻から指定された時間分だけさかのぼった時刻以降のJP1イベントを検索する。1〜720(単位:分)の値。

no:過去のJP1イベント検索をしない

evwj

%eK

イベントの到達確認

y:到達確認を行う

n:到達確認を行わない

evsj

%eP

イベントの到達確認を行う間隔

3〜600(単位:秒)の値。到達確認を行わない場合,-

evsj

%eR

イベントの到達確認を行う回数

0〜999(単位:回)の値。到達確認を行わない場合,-

evsj

%fd

終了遅延監視するジョブネットまたはリモートジョブネットの実行所要時間。1〜2,879(単位:分)の値。

または,ジョブの実行所要時間。1〜1,440(単位:分)の値。

指定がない場合,何も出力されない。

n,rm,j,pj,qj,cj,cpj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,htpj

%AB

起動条件付きジョブネット異常終了後の動作

exec:ジョブネットの実行を開始する

hold:ジョブネットの実行開始を保留する

stop:起動条件の監視を停止する

rc

%mS

監視世代の多重起動

multi:監視を開始する

wait:監視の終了を待つ

skip:監視を開始しない

rc

%gs

起動条件が成立した実行世代の滞留

yes:繰り越さないで滞留させる

no:繰り越して滞留させない

rc

%Nl

ルートジョブネットの実行順序制御

y:ルートジョブネットの実行順序を制御する

n:ルートジョブネットの実行順序を制御しない

g,n

%Nn

ジョブネットコネクタ名

930(単位:バイト)以内の文字列。

指定がない場合,何も出力されない。

g,n

%Nm

ルートジョブネットの実行順序制御方式

y:ジョブネットコネクタと同期して実行する

n:ジョブネットコネクタと非同期に実行する

ルートジョブネットの実行順序を制御しない場合,-

g,n

%Nr

接続先のルートジョブネット名

930(単位:バイト)以内の文字列。

指定がない場合,何も出力されない。

nc

%Ud

配下ユニットを含めた最終更新日時

注意事項

フォーマット指示子%Udを指定してajsprintコマンドを実行した場合,出力対象のユニット配下すべてのユニットの情報を参照するため,処理に時間が掛かります。処理時間は,出力対象のユニット配下の総ユニット数に依存します。

出力対象がリリース登録したルートジョブネット(リリース先ジョブネット)の場合,リリース登録したジョブネット定義のうち,最新の定義の最終更新日付が出力されます。

mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,cj,cpj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc,fxj,htpj

%mm

待ち合わせ方法

and:すべての待ち合わせ対象ユニットが終了したら実行を開始する。

or:待ち合わせ対象ユニットが一つでも終了したら実行を開始する。

待ち合わせ条件に待ち合わせ対象ユニットが一つも定義されていない場合,何も出力されない。

n,j,pj,qj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,nc,cj,cpj,fxj,htpj

%NM

待ち合わせ対象ユニットに待ち合わせる世代がない場合の動作

y:実行を開始する。

n:実行を開始しない。

待ち合わせ条件に待ち合わせ対象ユニットが一つも定義されていない場合,何も出力されない。

n,j,pj,qj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,nc,cj,cpj,fxj,htpj

%EN

待ち合わせ対象ユニット名

930バイト以内の文字列。

待ち合わせ条件に待ち合わせ対象ユニットが一つも定義されていない場合,何も出力されない。

待ち合わせ条件に待ち合わせ対象ユニットが複数定義されている場合,1ユニットごとに改行されて出力される。

n,j,pj,qj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,nc,cj,cpj,fxj,htpj

%an

待ち合わせ対象ユニットとの順序関係

待ち合わせ対象ユニット名および自ユニット名が次の形式で出力される。

待ち合わせ対象ユニット名,自ユニット名

各ユニットは930バイト以内の完全名で出力される。

待ち合わせ条件に待ち合わせ対象ユニットが一つも定義されていない場合,何も出力されない。

待ち合わせ条件に待ち合わせ対象ユニットが複数定義されている場合,1ユニットごとに改行されて出力される。

n,j,pj,qj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,nc,cj,cpj,fxj,htpj

%ga

実行世代に異常終了がある場合の動作

待ち合わせ対象ユニットが存在しない場合,何も出力されない。

exec:実行を開始する。

execdeffer:実行を開始しない。ただし,実行世代が「繰り越し未実行」状態の場合は,実行を開始する。

none:実行を開始しない。

n,j,pj,qj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,nc,cj,cpj,fxj,htpj

%um

監視世代が監視未起動終了の場合の動作

待ち合わせ対象ユニットが存在しない場合,何も出力されない。

y:実行を開始する。

n:実行を開始しない。

n,j,pj,qj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,nc,cj,cpj,fxj,htpj

%da

宛先または一斉配信エージェント

128バイト以内の文字列。

指定がない場合,何も出力されない。

fxj

%fg

一斉実行方式

none:一斉実行をしない。

sync:同期モードで実行する。

async:非同期モードで実行する。

fxj

%HC

接続設定ファイル名

511バイト以内の文字列。

指定がない場合,何も出力されない。

htpj

%HK

リクエスト種別

  • GET(取得)

  • POST(追加)

  • PUT(更新)

  • DELETE(削除)

htpj

%HS

送信情報ファイル名

511バイト以内の文字列。

指定がない場合,何も出力されない。

htpj

%HT

ステータス格納ファイル名

511バイト以内の文字列。

指定がない場合,何も出力されない。

htpj

%HD

受信データ格納方式

diff:APIから取得した受信データのヘッダーとボディを別のファイルに出力する。

same:APIから取得した受信データのヘッダーとボディを同じファイルに出力する。

htpj

%HH

受信ヘッダー格納ファイル名

511バイト以内の文字列。

指定がない場合,何も出力されない。

htpj

%HB

受信ボディ格納ファイル名

511バイト以内の文字列。

指定がない場合,何も出力されない。

htpj

%HE

拡張モード

y:拡張モードを使用する。

n:拡張モードを使用しない。

htpj

%HU

送信情報ファイル名(URLパラメーター)

511バイト以内の文字列。

指定がない場合,何も出力されない。

htpj

%HM

送信情報ファイル名(メッセージボディ)

511バイト以内の文字列。

指定がない場合,何も出力されない。

htpj

%HR

終了コード指定

511バイト以内の文字列。

指定がない場合,何も出力されない。

htpj

注※1

-tオプションに指定できるフォーマット指示子です。

注※2

出力形式については,表3-15を参照してください。

注※3

ユニット種別の略号については,「5.2.1 属性定義情報の記述方法」のパラメーター「ty=」の説明を参照してください。

表3‒14 その他のフォーマット指示子

フォーマット指示子

出力情報

%%

%

%n

改行文字

%t

タブ文字

%x

現在の日

%X

現在の時刻

注※

ajsprintコマンドの実行開始日時です。なお,出力形式については,次の表を参照してください。

表3‒15 フォーマット指示子の出力形式

フォーマット指示子

出力形式

%ud

%Ed

%Ud

YYYY/MM/DD hh:mm:ss

(例)

2009/12/30 12:30:30

%cl

%op

%ed

%x

YYYY/MM/DD

(例)

2009/12/30

指定がない場合,****/**/**

%X

hh:mm:ss

(例)

12:30:30

%Sd

[N,]{[[yyyy/]mm/]{[+|*|@]dd|[+|*|@]b[-DD]|[+]{su|mo|tu|we|th|fr|sa}[:{n|b}]}|en|ud}

  • Nは複数定義の場合のルール番号で,1〜144の値

  • yyyyは,西暦年の4けた

  • mmは,月

  • +は,相対日

  • *は,運用日

  • @は,休業日

  • ddは,1か月の日付

  • bは,最終日

  • -DDは最終日からの日数で,1〜35の値

  • sumotuwethfrsaは日曜日からの曜日(日曜〜土曜)

  • nは,第n週のnで,1〜5の値

    省略した場合,実行登録操作をした日,およびajsscheduleコマンドの実行操作をした日から次の曜日を開始日として扱います。なお,開始年月の[年]または[月]のどちらかを指定している場合に,この指定を省略すると,実行登録操作時,およびajsscheduleコマンド実行時に第1週が仮定されます。

  • bは,その月の最終日

  • enは,実行開始日が実行登録日であるということ

  • udは,未定義であるということ

%St

[N,][+]hh:mm

  • Nは複数定義の場合のルール番号で,1〜144の値

  • +は,相対時刻

  • hhは時で,0〜47の値

  • mmは分で,0〜59の値

  • 指定がない場合,**:**

%sy

%ey

[N,]{hh:mm|Pmmmm}

  • Nは複数定義の場合のルール番号で,1〜144の値

  • hhは時で,0〜47の値

  • mmは分で,0〜59の値

  • Pは,M(ルートジョブネットから),U(上位ジョブネットから),またはC(自ジョブネットから)

  • mmmmは分で,0〜2,879の値

  • 指定がない場合,**:**

表3‒16 許可モードの表示内容

けた

意味

1

ジョブに対して,セットユーザーIDビット,セットグループIDビットを設定している

セットユーザーIDビットあり:

4,または5

セットグループIDビットあり:

2,または3

両方あり:

6,または7

両方なし:

0,または1

2〜4

所有者(2けた目),グループ(3けた目),その他(4けた目)の更新,操作,参照,不可の権限を表す8進数の値

更新:7

操作:5

参照:4,または6

不可:0,1,2,または3

使用例1

ジョブグループ(group1)のカレンダー情報を標準出力ファイルに出力します。

基準日は21日とします。

(1) 1日分(2009年10月30日分)を出力する場合

ajsprint -c 2009/10/30 /group1
出力例
o(運用日)またはx(休業日)
o

(2) 1か月分(2009年10月分)を出力する場合

ajsprint -c 2009/10 /group1
出力例
表示開始月  基準日      曜日  o(運用日)またはx(休業日)...
2009/10    2009/10/21  Wed   o o o o x x o o o o o x x .........

(3) 12か月分(2009年分)を出力する場合

ajsprint -c 2009 /group1
出力例
表示開始月  基準日      曜日  o(運用日)またはx(休業日)...
2009/01    2009/01/21  Wed   o o o o x x o o o o o x x ...
2009/02    2009/02/21  Sat   o x x o o o o o x x o o o ...
(中略)
2009/12    2009/12/21  Mon   x o x o o o x x x x x x x ...

使用例2

ルートジョブグループ「/」下のすべてのユニット定義情報・カレンダー情報を退避・回復します。

Windows版JP1/AJS3を使って退避・回復する場合

退避手順とコマンドの指定例を次に示します。

  1. すべてのユニットの,ユニット定義情報を退避する。

    ajsprint -a /* > c:\temp\winbackup.txt
  2. ルートジョブグループ「/」(つまりルートジョブグループ「AJSROOT」)の運用日・休業日のカレンダー情報を退避する。

    ajsprint -d / > c:\temp\rootcal.txt
  3. 「AJSROOT」の基準時刻,基準日,および月区分を退避する。

    ajsprint -f"-lt %st -ld %sd -md %md" / > c:\temp\calopt.txt
  4. 「AJSROOT」のコメント,所有者,およびグループを退避する。

    ajsprint -f"-C %cm -o %ow -g %gr" / > c:\temp\chgopt.txt

回復時に指定するコマンドの指定例を次に示します。

  1. ajsdefine c:\temp\winbackup.txt

  2. ajscalendar -df c:\temp\rootcal.txt /

  3. for /F "tokens=*" %i in (c:\temp\calopt.txt) do ajscalendar %i /

  4. for /F "tokens=*" %i in (c:\temp\chgopt.txt) do ajschange %i /

UNIX版JP1/AJS3を使って退避・回復する場合

退避手順とコマンドの指定例を次に示します。

  1. すべてのユニットの,ユニット定義情報を退避する。

    ajsprint -a "/*" > /tmp/unitbackup.txt
  2. ルートジョブグループ「/」(つまりルートジョブグループ「AJSROOT」)の運用日・休業日のカレンダー情報を退避する。

    ajsprint -d / > /tmp/rootcal.txt
  3. 「AJSROOT」の基準時刻,基準日,および月区分を退避する。

    ajsprint -f"-lt %st -ld %sd -md %md" / > /tmp/calopt.txt
  4. 「AJSROOT」のコメント,所有者,およびグループを退避する。

    ajsprint -f"-C %cm -o %ow -g %gr" / > /tmp/chgopt.txt

回復時に指定するコマンドの指定例を次に示します。

  1. ajsdefine /tmp/unitbackup.txt

  2. ajscalendar -df /tmp/rootcal.txt /

  3. ajscalendar `cat /tmp/calopt.txt` /

  4. ajschange `cat /tmp/chgopt.txt` /

  • 上記手順でユニット定義情報・カレンダー情報を退避・回復する場合は,回復先のユニットに含まれるジョブネットが一つも実行していない状態で実施してください。jajs_spmd_stopコマンドを使って,スケジューラーサービスを停止してから実施することを推奨します。

  • 上記の退避手順2,3および4は,カレンダー情報,基準時刻,基準日,月区分,コメント,所有者,およびグループのすべてが設定されている場合のコマンド指定例です。これらの項目が設定されていない場合,上記手順のコマンド指定例の内容をそのまま指定して退避・回復すると,回復時に不適切な情報が設定されたり,エラーになったりすることがあります。ユニットに指定している内容を確認し,回復時に指定するオプションを必要に応じて変更してください。ユニットに設定している内容を確認する方法と,回復時に指定するオプションを次に示します。

    • 退避時に手順2で指定したファイルを確認し,ファイルにカレンダー情報が出力されていない場合,回復時の手順2は不要です。

    • 退避時に手順3および4で指定したファイルを確認し,ファイルに出力されるajscalendarまたはajschangeコマンドのオプションに値が設定されていない場合,または初期値(「-(ハイフン)」など)が出力されている場合,そのオプションを削除してから回復してください。

  • 退避時に作成したファイルをほかのホストにコピーし,そのホスト上でコピーしたファイルを回復すると,ルートジョブグループ「/」下のすべての階層をコピーできます。

使用例3

ジョブネット(/net1)配下のユニットで定義されているマクロ変数を探索し,一覧で出力します。このジョブネット配下には三つのジョブ(job1,job2,job3)があり,job1のパラメーター(prm)に?AJS2PARAM?,job3の環境変数(env)定義に?AJS2ENV1?および?AJS2ENV2?が定義されているものとします。

ajsprint -F AJSROOT1 -v /net1
出力例
/net1/job1 prm ?AJS2PARAM?
/net1/job3 env ?AJS2ENV1?
/net1/job3 env ?AJS2ENV2?

使用例4

定義済みのジョブネット1(/net1)と,ジョブネット1をコピーして作成したジョブネット2(/net2)のユニット定義情報ファイルを採取します。この二つのユニット定義情報ファイルを比較した場合,差分が発生しないことを期待するため,ジョブネット1とジョブネット2に対して-s yesオプションを指定して実行します。

定義済みのジョブネット1を次に示します。

[図データ]

ajsprint -F AJSROOT1 -s yes /net1 > C:\temp\net1.txt
-s yesオプションを指定した場合のジョブネット1の関連線情報の出力例
:
ar=(f=JobA,t=JobB,seq);
ar=(f=JobC,t=JobB,seq);
ar=(f=JobD,t=JobA,seq);
ar=(f=JobD,t=JobC,seq);
:

ジョブネット1をコピーして作成したジョブネット2を次に示します。

[図データ]

ajsprint -F AJSROOT1 -s yes /net2 > C:\temp\net2.txt
-s yesオプションを指定した場合のジョブネット2の関連線情報の出力例
:
ar=(f=JobA,t=JobB,seq);
ar=(f=JobC,t=JobB,seq);
ar=(f=JobD,t=JobA,seq);
ar=(f=JobD,t=JobC,seq);
:

-s yesオプションを指定したため,関連線情報がユニット名の昇順に出力され,ジョブネット1とジョブネット2で差分は発生しません。

注意事項

二つのユニットのユニット定義情報ファイルを採取して比較する場合,スケジューラーサービスの文字コード(環境設定パラメーターAJSCHARCODE)は同一にしてください。スケジューラーサービスの文字コードが変わると,ユニット定義情報の出力順に影響が出るおそれがあります。