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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス


ajscnvdbexport

〈このページの構成〉

形式

ajscnvdbexport
     [-mh 論理ホスト名]
     -F スケジューラーサービス名
     -b データベース退避ファイル格納ディレクトリ

機能

JP1/AJS2 Version 8以前の環境のスケジューラーデータベースから,指定したスケジューラーサービスのデータをバイナリファイルで出力します。

JP1/AJS2 Version 8以前の環境の,スケジューラーサービスのデータベースにアクセスできる状態の場合に実行できます。

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限

UNIXの場合:スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

JP1/AJS3 - Managerのインストール先フォルダ\tools\

UNIXの場合

/opt/jp1ajs2/tools/

引数

-mh 論理ホスト名

論理ホスト名を指定します。指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。

省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEの設定があれば,環境変数値が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEの指定がない場合は,「JP1_DEFAULT」が仮定されます。

-F スケジューラーサービス名

処理対象とするスケジューラーサービスのサービス名を指定します。指定できる文字数は,1〜30(単位:バイト)です。

-b データベース退避ファイル格納ディレクトリ

データベース退避ファイルを格納するディレクトリを絶対パスで指定します。指定できる文字数は,1〜234(単位:バイト)です。

存在しないディレクトリは指定しないでください。

このコマンドを実行すると,次のディレクトリに,テーブルごとの退避ファイル「テーブル識別名.bk」が生成されます。

退避ファイル格納ディレクトリ\論理ホスト名\スケジューラーサービス名

注意事項

戻り値

0

正常終了。

4〜124で4の倍数値

異常終了。