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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス


1.1.6 コマンドの文法の説明に使用する記号

コマンドの文法の説明に使用する記号を次の表に示します。

表1‒1 コマンドの文法の説明に使用する記号

記号

意味と例

|

(ストローク)

複数の項目に対して項目間の区切りを示し,「または」の意味を示します。

(例)

A|B|C」は,「A,B,またはC」を示します。

{ }

(波括弧)

この記号で囲まれている複数の項目の中から,一組の項目を必ず選択します。項目と項目の区切りは「|」で示します。

(例)

{A|B|C}」は,「A,B,またはCのどれかを必ず指定する」ことを示します。

[ ]

(角括弧)

この記号で囲まれている項目は,任意に指定できます(省略できます)。

(例)

[A]」は,「必要に応じてAを指定する」ことを示します(必要でない場合は,Aを省略できます)。

[B|C]」は,「必要に応じてB,またはCを指定する」ことを示します(必要でない場合は,BおよびCを省略できます)。

...

(点線)

この記号の直前に示された項目を繰り返して複数指定できます。

なお,項目を複数指定する場合は,項目の区切りに1バイトの空白文字(半角スペース)を使用します。

(例)

A B...」は,「Aのあとに,Bを複数指定できる」ことを示します。

_

(下線)

括弧で囲まれているすべての項目を省略したときに,システムが採用する値を示します。

(例)

[A|B]」は,「AおよびBを指定しなかった場合,システムはAを採用する」ことを示します。