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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス


jajs_config

〈このページの構成〉

形式

jajs_config
     -k 定義キー名
     環境設定パラメーター名=定義内容 ...

機能

JP1/AJS3の環境設定を変更します。

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限

UNIXの場合:スーパーユーザー権限

引数

-k 定義キー名

環境設定パラメーターを設定する定義キー名を指定します。

定義キー名は,「[]」で囲んでください。

定義キー名は複数指定できません。1回のコマンド実行につき,一つの定義キー名に該当する環境設定パラメーターだけ設定できます。

指定した定義キー名に誤りがある場合,このコマンドを異常終了します。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20. 環境設定パラメーター」を参照してください。

環境設定パラメーター名=定義内容 ...

設定する環境設定パラメーター名および定義内容を指定します。

指定した環境設定パラメーター名および定義内容に誤りがある場合,このコマンドは異常終了します。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20. 環境設定パラメーター」を参照してください。

定義内容に数値を指定する場合は「dword:16進数」で指定してください。また,定義内容に複数の値を指定できる環境設定パラメーターを指定する場合は,値を「:(コロン)」で区切って指定してください。

環境設定パラメーター名および定義内容を複数指定する場合は,半角の空白文字で区切って指定します。

注意事項

戻り値

0〜9

正常終了。

10〜49

警告終了。コマンドは終了したが,手動による操作が必要。

50以上

異常終了。

使用例

物理ホスト(JP1_DEFAULT)のスケジューラーサービス(AJSROOT1)を次のとおり変更します。

Windowsの場合
jajs_config -k [JP1_DEFAULT\JP1AJSMANAGER\AJSROOT1] "LOGSIZE"=dword:00002800 "AJSLOG"="all"
UNIXの場合
jajs_config -k "[JP1_DEFAULT\JP1AJSMANAGER\AJSROOT1]" "LOGSIZE"=dword:00002800 "AJSLOG"="all"

-kオプションおよびコマンドライン中に指定できる値は「\」や空白を含むことがあるため,必要に応じて指定値や変更する環境設定パラメーター値を「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「'(シングルクォーテーションマーク)」で囲んだり,「\」を「\\」に置き換えたりしてください。詳細については,使用しているOSのマニュアルなどを参照してください。