付録B.2 バージョン11-00でデフォルト値が変更されたカスタマイズ項目のデフォルト値をバージョン10-50以前の状態に戻す方法
ここでは,バージョン11-00でデフォルト値が変更されたカスタマイズ項目のデフォルト値を,バージョン10-50以前の状態に戻す方法について説明します。
(1) ユーザー指定オプションファイルで設定する項目
バージョン10-50以前のユーザー指定オプションモデルファイル(ajs2view_opt.conf.V10.model)を使用することで,カスタマイズ項目のデフォルト値を,バージョン10-50以前のデフォルト値に戻すことができます。
デフォルト値を10-50以前の状態に戻す手順を次に示します。
-
ユーザー指定オプションファイルを任意の場所にバックアップする。
ユーザー指定オプションファイルの格納先フォルダを次に示します。
%ALLUSERSPROFILE%\Hitachi\JP1\JP1_DEFAULT\JP1AJS2V\conf\JP1ユーザー名※
「%ALLUSERSPROFILE%」のデフォルトは「システムドライブ\ProgramData」です。
- 注※
-
一度でもログインしていれば,ログインしたJP1ユーザー名のフォルダが作成されています。
JP1ユーザー名に次の名称を使用する場合,JP1ユーザー名ごとに作成されるフォルダは,半角の括弧「(」と「)」で囲まれます。
・デバイス名(NUL,CON,AUX,COM1〜COM9,LPT1〜LPT9,PRNなど)
・デバイス名.拡張子
・「.(ピリオド)」で始まる名称
-
バージョン10-50以前のユーザー指定オプションモデルファイル(ajs2view_opt.conf.V10.model)を,ユーザー指定オプションモデルファイルの格納先フォルダにコピーする。
ajs2view_opt.conf.V10.modelファイルが格納されているフォルダを次に示します。
JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ\conf
-
コピーしたajs2view_opt.conf.V10.modelのファイル名を「ajs2view_opt.conf」にリネームする。
-
JP1/AJS3 - Viewを起動する。
ユーザー指定オプションファイルを格納したあとに起動したJP1/AJS3 - Viewから,JP1/AJS3 - Viewのカスタマイズ項目のデフォルト値がバージョン10-50以前の状態になります。
(2) [環境設定]ダイアログボックスで設定する項目
バージョン11-00で[環境設定]ダイアログボックスのデフォルト値が変更された項目をバージョン10-50のデフォルト値に戻したい場合は,[環境設定]ダイアログボックスで変更してください。