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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド


付録A.1 JP1/AJS3 - Managerとのバージョン互換

JP1/AJS3 - ViewとJP1/AJS3 - Managerとのバージョン互換について説明します。なお,JP1/AJS3 - Viewと,組み込みDBをセットアップしていない(スケジューラーデータベースがISAMの)JP1/AJS3 - Managerを接続した場合,使用できる機能はJP1/AJS2 - Manager 08-50に相当する範囲までです。

〈この項の構成〉

(1) JP1/AJS3 - ViewのバージョンがJP1/AJS3 - Managerのバージョンより古い場合

JP1/AJS3 - ViewのバージョンがJP1/AJS3 - Managerのバージョンより古い場合は,JP1/AJS3 - Viewのバージョンに相当する機能に限り使用できます。JP1/AJS3 - Viewのバージョンよりあとにサポートされた機能や定義に対する操作はできません。ただし,JP1/AJS3 - Managerのバージョン11-50の機能は,JP1/AJS3 - View のバージョン11-10でサポートしています。

ユニットのバージョン互換

JP1/AJS3 - ViewのバージョンよりあとにサポートされたユニットがJP1/AJS3 - Managerで定義されている場合,JP1/AJS3 - Viewでは種別不明アイコン,またはベースとなるユニットのアイコンで表示されます。種別不明アイコンは,操作しようとするとエラーメッセージが表示され,操作できなくなります。ベースとなるユニットアイコンは,ベースとなるユニットアイコンとして操作できます。

詳細定義のバージョン互換

JP1/AJS3 - Viewのバージョンよりあとにサポートされた詳細定義項目がJP1/AJS3 - Managerで定義されている場合,詳細定義項目の種類によっては,[詳細定義]ダイアログボックスを表示できない場合があります。

[詳細定義]ダイアログボックスが表示できる場合でも,JP1/AJS3 - Viewのバージョンよりあとにサポートされた詳細定義項目は表示されません。また,詳細定義を変更した場合,JP1/AJS3 - Viewのバージョンよりあとにサポートされた詳細定義項目の値が変更されることがあります。

スケジュール定義のバージョン互換

JP1/AJS3 - Viewのバージョンよりあとにサポートされたスケジュール定義項目がJP1/AJS3 - Managerで定義されている場合,スケジュール定義項目の種類によっては,[スケジュールの設定]ダイアログボックスを表示できない場合があります。

また,[スケジュールの設定]ダイアログボックスの[上位をコピー]ボタンをクリックしたときに,上位のジョブネットでJP1/AJS3 - Viewのバージョンよりあとにサポートされたスケジュール定義項目を使用していると,エラーになります。

JP1/AJS3 - ViewとJP1/AJS3 - Managerのバージョン互換の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 8.1.2 JP1/AJS3 - ManagerとJP1/AJS3 - Viewのバージョン互換」を参照してください。

(2) JP1/AJS3 - ViewのバージョンがJP1/AJS3 - Managerのバージョンより新しい場合

JP1/AJS3 - ViewのバージョンがJP1/AJS3 - Managerのバージョンより新しい場合は,JP1/AJS3 - Managerのバージョンに相当する機能に限り使用できます。

JP1/AJS3 - Viewでは,JP1/AJS3 - Managerのバージョンに相当する画面で表示されます。JP1/AJS3 - Managerのバージョンよりあとにサポートされた画面や項目を表示しようとした場合,次のどれかのとおり動作します。