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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド


12.7.4 [遅延監視一時変更]ダイアログボックス

[遅延監視一時変更]ダイアログボックスでは,ジョブネットの遅延監視方法を指定します。[遅延監視一時変更]ダイアログボックスを次の図に示します。

図12‒209 [遅延監視一時変更]ダイアログボックス

[図データ]

表示項目について説明します。

[ジョブネット名]

遅延監視方法を変更するジョブネット名が表示されます。

[基準時刻]

ジョブネットが含まれるジョブグループの基準時刻が表示されます。

[開始予定日時]

指定したジョブネットの実行開始予定日時が表示されます。

[終了予定日時]

指定したジョブネットの実行終了予定日時が表示されます。

[開始遅延監視]

ジョブネットの開始遅延監視する場合に指定します。デフォルトは変更前の監視方法です。ルートジョブネットの場合とネストジョブネットの場合とで,指定できる監視方法が異なります。指定できる監視方法を次に示します。

  • [監視しない]

    開始遅延を監視しません。

  • [絶対時刻]

    開始遅延の監視を始める時刻を絶対時刻で指定します。

    指定できる値は[時]が0〜47で,[分]が0〜59です。デフォルトは[時]が変更前の時で,[分]が変更前の分です。

  • [ルートジョブネットの開始予定時刻からの相対]

    指定したジョブネットのルートジョブネットの実行開始予定日時を基準に,遅延監視時刻を相対的に指定します。

    この項目はルートジョブネットの場合,指定できません。

  • [上位ジョブネットの開始予定時刻からの相対]

    指定したジョブネットの上位ジョブネットの実行開始予定日時を基準に,遅延監視時刻を相対的に指定します。

    この項目はルートジョブネットの場合,指定できません。

  • [自ジョブネットの開始予定時刻からの相対]

    指定したジョブネットの開始予定時刻から何分後に遅延監視をするかを分で指定します。

    指定できる値は[分]が1〜2,879です。デフォルトは変更前の分です。

[終了遅延監視]

ジョブネットの終了遅延監視する場合に指定します。デフォルトは変更前の監視方法です。指定できる監視方法を次に示します。

  • [監視しない]

    終了遅延を監視しません。

  • [絶対時刻]

    終了遅延の監視を始める時刻を絶対時刻で指定します。

    指定できる値は[時]が0〜47で,[分]が0〜59です。デフォルトは[時]が変更前の時で,[分]が変更前の分です。

  • [ルートジョブネットの開始予定時刻からの相対]

    指定したジョブネットのルートジョブネットの実行開始予定日時を基準に,遅延監視時刻を相対的に指定します。

    この項目はルートジョブネットの場合,指定できません。

  • [上位ジョブネットの開始予定時刻からの相対]

    指定したジョブネットの上位ジョブネットの実行開始予定日時を基準に,遅延監視時刻を相対的に指定します。

    この項目はルートジョブネットの場合,指定できません。

  • [自ジョブネットの開始予定時刻からの相対]

    指定したジョブネットの開始予定時刻から何分後に遅延監視をするかを分で指定します。

    指定できる値は[分]が1〜2,879です。デフォルトは変更前の分です。

[ジョブネット監視]

ジョブネットの実行所要時間による終了遅延監視をする場合に指定します。[実行所要時間]を選択し,ジョブネットの実行所要時間を分単位で指定します。指定できる値は,1〜2,879です。デフォルトでは[詳細定義]ダイアログボックスで定義した内容が表示されます。